本日は会派の代表質問。完成の一歩手前で止まっている「恵泉通り」についても引き続き。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
世田谷区議会は本日から定例会スタート。
以下関連ブログです。
本日は会派の「代表質問」を大庭正明議員が行いました。これまでブログでもご報告してきた「恵泉通り問題」についても取り上げています。
主要生活道路106号線、いわゆる恵泉通りは、着工から58年、完成の一歩手前で止まったまま。道路はほぼ完成しているのに、一軒の「土地占有者」が居座っている状態で未開通です。
今回の代表質問では以下の点も挙げて、区長はなぜ、長年「自主的な明け渡しを求める」と言い続けるだけで、実質的には何もしようとしないのかと問いかけました。
・現状の「世田谷区と土地占有者との関係」は、区道の上にあるもの(家屋等)をどけてくださいと命令している状態にある
・買収に応じるか、応じないか、という段階ではなく、もう買収は終了していてお金も渡っている。
・さらに、あれだけの土地を占有しながら固定資産税を払うことなくそこに居る状態(占有している土地は 121 平米、約 37 坪です。 2017年に明け渡しの期限を迎えているので、 8 年間の固定資産税が宙に浮いている)
・区民の目から見て、この不公平な状態を改善する期限の見通しについて区長の考えを示してほしい。
◾️地図で示すとこの状態です。
以下は今日の区長の答弁から抜粋、要約したものです。
・恵泉通りについては、事業着手以来、多くの地権者の皆様からのご協力をいただき進めてきた。
・ご指摘の用地は土地収用手続きを進めたが、未だ土地の明渡しに至らず、全線開通には至ってない。
・私自身(区長)も占有者の親族にお会いし、自主的な明渡しに向けた説得のお願いを続けてきた。
・残された時間も少なくなってきていると考えいる。
・行政代執行をめぐる課題の整理も行いながら、事態解決に向け決意をもって進める。
恵泉通りの問題については、これまで何度も会派を挙げて区長の”怠慢”を指摘し、先ずは歩道だけでも通したらどうか、などのアイデアも示してきました。
それらはこれまで全く区長には聞き入れられなかったわけですが、今回の答弁では「残された時間も少なくなってきている」「事態解決に向け決意をもって進める」と一応は、何か仕事をしそうな文言が入ってきました。
さてどうなるか。区長の今後の行動やいかに。
こちら関連動画です。
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