明日の企画総務委員会にて論戦の火蓋が切られます!4億円もの税金を無駄にしてはいけない。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
世田谷区長の「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」(ときに「いつでも、どこでも、何度でも」とも言ってますが、言いたいことは同じなのでしょう)。
例えば、こんなインタビュー記事もありました。
【いつでも、どこでも、何度でも」!PCR検査を300件から2~3000件に爆上げする「世田谷モデル」!! 岩上安身によるインタビュー 第1006回 ゲスト 世田谷区長・保坂展人氏 2020.8.12】
あれだけ、テレビ等に出演し、時に興奮した様子で「Go to PCR だ!」と喧伝していた世田谷区長。その後「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」とは言わなくなりまして、その代わり?先の区長記者会見で公表したのが、区内介護施設、区内保育施設で働く方、全員2万数千人を、ひとまわり検査するという施策。予算4億円。2ヶ月程度かけて一周して、その後のことは未定という施策です。
この施策については、桃野の意見は区側(行政側)にも伝えていますし、ブログにも載せています。こちらは参考ブログ↓
【世田谷区が皆様の貴重な税金4億円をかけて、介護や保育従事者全てにPCR検査だって?】(2020.08.24 桃野ブログ)
【世田谷区長の(新・世田谷モデル?)PCR検査。日テレ「スッキリ」加藤浩次さん猛反対!】(2020.08.25 桃野ブログ)
そしてこの補正予算について、いよいよ明日の企画総務委員会で議論スタート。桃野は企画総務委員ですので、この論戦に参加できます。嬉しい。
世田谷区長がやると言っている「区内の介護・保育従事者全員、約2万3千人に、一回PCR検査、自己負担なし、税投入4億円」について。「区長が議会を無視してできるの?」とのご質問も。これを機に本件のような「補正予算」について区議会と区長の関係を解説します。ブログ更新→https://t.co/wfR2w3mw2O
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) August 26, 2020
我々の会派(無所属・世田谷行革110番・維新)は、「区内の介護、保育従事者全2万数千人を対象に一周、一回こっきりPCR 検査、4億円には反対です。 さて自民党、公明党、立憲民主・社民党など他の会派はどういう姿勢でこの補正予算に臨むのか。明日の企画総務委員会で大体の感触は掴めると思います。
ちなみに、この企画総務委員会の委員長は自民党の加藤たいき議員。委員長は各議案に中立の立場で円滑に委員会運営を行う役割を担うわけですから、この議論に参加することはできません。加藤議員のツイッターを見ると、以下の内容が記されていました。
9月1日の企画総務常任委員会と翌日の福祉保険常任委員会が本会議前のキーポイントになりそう。私は運営側の企画総務委員長ですので、公の場の質疑は出来ません。私の持っている材料全てを仲間の議員に付託し、厳しい質疑のお願いをしました。公で直接一問一答のやり取りをしたかったのが本音です。
— 加藤たいき (世田谷区議会議員) (@kato_taiki) August 27, 2020
自民党は世田谷区議会定数50のうち、13名の議員が属する最大会派。そして第二会派の公明党(議員数9名)も自民党と賛否が同一となることが多いです。よって、今回の補正予算についても、自民党の動きが大きな鍵を握ることになるでしょう。
企画総務委員会はインターネット中継はありませんが、議会に足を運んでいただければ傍聴できます。開催は朝の9時から。ご都合の良い方は是非傍聴にお越しください。
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