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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2020-09-06

世田谷区のPCR 検査について。間違うマスコミが悪いのか。間違わせる区長が悪いのか。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

世田谷区の新型コロナウイルスに対するPCR検査について。区長が当初「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」とテレビや雑誌等でぶちあげ、大きな話題となりました。それがいつの間にか形を変え「区内の介護施設従事者、保育施設従事者など2万数千人を2ヶ月かけて一回ずつPCR検査、区の予算4億円」となり、これもメディアが大きく報道し話題になったところです。

こうした経緯については以下のブログをご覧下さい。

世田谷区が皆様の貴重な税金4億円をかけて、介護や保育従事者全てにPCR検査だって?】(2020.08.24 桃野ブログ)

解説。世田谷区長の目指すという「誰でも、いつでも、何度でもPCR」をすべきでない理由】(2020.08.08 桃野ブログ)

「誰でも〜PCR」については、メディアで区長が喧伝する一方、議会にはそんな説明は一切なし。そのための予算も組まれてはいません。そして「区内介護施設での従事者等をローラーをかけるように一回こっきり、4億円の費用をかけて検査していく」については、議会から反対が噴出し、さあどうなるかと言う段階。明日の14時には区長の記者会見があり、そこで区長が何を言うのか桃野は注目しています。区長記者会見はネット中継あります。スマホでも視聴できますので本件に関心のある方は是非ご覧ください。


と言うことで、介護施設従事者等への検査についても、まだ決まったわけでは無いのですが、あれだけ区長がメディアを使って喧伝しているからでしょうか。正確で無い報道が相次いでおり、区民の方から桃野へも「あの検査、いつから始まるんですか?」と言った問い合わせが寄せられることもあります。

例えば東京新聞は、9月4日に「高齢者施設などでPCR検査をする取り組みは、千代田区が始めており世田谷区なども実施決定」と報道してしまっています。

そして本日(9月6日)の日経新聞も。こちらでは以下の報道。

無症状でもPCR 介護職員ら対象 都など、クラスター防止】(2020/9/6 日経朝刊)

世田谷区は9月中旬から、介護職員らエッセンシャルワーカー約2万人を対象に検査を始める。採取した検体の一部は複数人数分を混ぜて一括して判定する「プール方式」という検査方式を導入する。

これも著しく正確さを欠いた記事。先ず検査を始めることは決まっていません。”補正予算が議会を通過した場合は”、であるし、実際に議会ではこの施策に反対が噴出しているところです。しかも区は、プール方式については区長の喧伝とは対照的に「効果も含めて慎重に議論する」と後ろ向きな表現で答弁しています。以下関連ブログ。

世田谷区長がテレビ等で喧伝する「誰でも、どこでも、何度でもPCR」はどこへ行く!?】(2020.09.01 桃野ブログ)

以下、上記ブログより抜粋。

○宮崎副区長

プール方式については国のほうで正式に認めているわけではない。明日報告するが、従来型の検査方法を一部取り入れるかたちで、9月中旬ぐらいから既存予算の中からスタート。方法論の中には、いまご指摘いただいたプール方式はとりあげられてないので効果を含めて、慎重に議論していきたい

間違うメディアが悪いのか。メディア向けの顔と議会向けの顔を巧みに使いわける世田谷区長が悪いのか。先の世田谷区議会企画総務委員会(9月1日)では、上記ブログにあるように、桃野と副区長の間で、以下のようなやりとりがありましたが、、、

*桃野

国が示すQ&Aという話も出たが「感染が拡大している地域については無症状の方も例えば高齢者施設を対象に検査をしていくことも考えられる」と国は示していると思うが、世田谷区は人口90万人、これだけ広い世田谷区で全体を一つとして、感染が拡大している地域という理解なのか。世田谷区全体が感染拡大地域なのか。

○宮崎副区長

感染の拡大だけでなく、重症化とクラスター化に着目してどこから優先的にやっていくかについてある程度整理した段階という状況。

ところが、世田谷区長は、本日(9月6日)のツイッターで政府が「流行地域の〜」としていることを引用しながら「重症化しやすい病院などのクラスター(感染者集団)発生を防ぐことが被害抑制に有効だ」と自身が打ち出した施策の正当化を試みています。

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