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2013-12-18

「世田谷区 町会・自治会加入促進条例」突如見送り。その理由は???

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本日は駅頭活動の後、区民生活常任委員会へ。
これまでもブログ等で報告して来ました「世田谷区 町会・自治会加入促進条例」について”突然の”報告がありました。
※私は、これまで委員会質疑などでこの条例案には否定的な立場でのぞんできました。(過去のブログを参照下さい
今日の委員会では、「(仮称)世田谷区町会・自治会への加入促進及び地域社会の活性化を進める条例」(いわゆる町会・自治会加入促進条例の次回定例会での提案が見送られる旨の報告がありました。
???
正直、唐突で驚きます。
区長サイドは、これまで「町会・自治会加入促進条例」について「条例制定は大変有意義である」「地域社会全体が一層活性化することをめざしたもの、ご理解を賜りたい」「できるだけ多くの方々の賛同を得られるよう準備していく」など、かなり積極的に条例成立に向けた答弁を行なって来ました。先の決算特別委員会(ほんの2ヶ月前、10月)においても、かなり前のめりな答弁がされています。
そもそも、この条例案、議会内では「区長の自民党対策だろう」という声があがっていました。
これまでの保坂区政は、自民党会派をもってして区長の区政運営の方向性は基本的には我々と同じであった。99%の継続予算」と言わしめるほどでしたから。
当然、議会で過半数を占める自民党・公明党会派は、この条例案に反対していませんので、来年の第一回定例会で議案になれば問題なく可決されるとみていいでしょう。
では、なぜ区長は突然、条例案の見送りを決めたのか。
区長が一旦、議会に素案を提出し、このまま行けば可決されそうであるにもかかわらず。
(所管部長によると、少なくとも12月11日までは条例提案の見送りは決まっていなかったようです)
はっきり言って異例です。
「仰せの通りにいたしますので、次は何卒宜しく」というのは下心。
「いやいや、こちらもいよいよ、次の準備」というタイミングである現実。
実際に議会では自民党会派から、区長に対する厳しい質問が増えて来ました。
「次は何卒宜しく」が叶わないなら「仰せの通りにいたします」は当然撤回ということなんでしょうね。
そういう理由で条例提案を突如見送るというのはどうなの?
今回の条例提案見送りは良い結果だとしても、その判断の理由を察するに、保坂区長の政治姿勢には又大きな不信を感じざるを得ません。

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