「政治家や政党が、コインパーキングの壁や自動販売機等にベタベタポスターを貼るのはやめてほしい」との陳情
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日の議会運営委員会で「世田谷区における政治家・正統ポスター掲示の自粛を求める陳情」についての審査が行われました。
198名の方が提出された陳情で、端的にいうと「政治家や政党が、コインパーキングの壁や自動販売機等に所構わずベタベタポスターを貼るのはやめてほしい」との内容です。
桃野も世田谷区内の政治ポスターの「ひどい貼り方」については、日常的に目にしておりましたし、問題だと思っていました。議会でも議会運営委員会理事会等でポスター自粛等についての議論が必要だと提案してきた経緯があります。
よって、今回の陳情審査でも「趣旨採択」を主張しましたが結果は、、、
自民党が「継続審査」を主張。(*継続審査は世田谷区議会では「議論の棚上げ」を意味します。要は”吊るしっぱなし”で、今後本当の意味での継続的な審査がされるものではありません)
公明党は「趣旨採択」を主張。
立憲民主党・無所属・愛が「継続審査」(自民党と同じです)。
共産党は「不採択」。
非常に残念な結果です。
以下、桃野の発言部分を切り出した動画です。動画全編は世田谷区議会のサイトでご覧下さい。「令和7年11月4日議会運営委員会」です。
以下陳情文書です。個人情報は見えないように加工しました。


【趣旨】
区において日常から家屋の壁、コインパーキング、自販機等に貼られている政治家・政党のポスター掲示を自粛し、選挙期間の公設掲示板での掲示のみに限ることを求めます。
【理由】
世田谷区内には何らかの選挙が行われなくても、日常的に政治家や政党のポスターが、家屋やコインパーキングの壁、自販機などに数多く貼り出されております。特定の政治家や政党を支持されている方本人が掲示することについては、ある程度理解できるものの、コインパーキングや自販機などは、明らかに持ち主に許可を得ていないと思われるものが多く、著しく街の美観を損ねています。
さらに、風雨に晒され、剥がれ落ちたポスターについて、政治家や政党に連絡してもほとんど回収に来てくれず、近隣住民が後始末を強いられています。剥がれたら剥がれたで、強力な粘着テープの跡が色濃く残り、壁を傷めてしまっています。
なかには、処分しようとすると「器物損壊罪に当たるからそのままにしておけ」と強圧的な態度に出る政治家もおり、どうしたらよいのか心労が重なります。
今年も都議会議員選挙、参議院議員選挙と大きな選挙が続いたこともあり、街のポスターの数は飛躍的に増大し、区内の景観が悪化しました。政治家、政党の方々は、こうした状況に無関心なのでしょうか。区民として強い憤りを感じざるを得ません。
政治活動の自由は尊重されるべきですが、SNS が普及している現在、閑静な住宅街の景観を損ねてまで、顔と名前を売ることがそれほど必要でしょうか。ポスター掲示は選挙期間中の公設掲示板に限るべきです。目黒区や台東区では、政治家や政党のポスター掲示について、すでに自粛する決議が行われています。区民の代表である議員の皆様は、区内の状況をよくよく認識され、世田谷区においても速やかに、ポスター掲示を自粛する決議を行うよう強く求めます。

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