所管課長と意見交換。犯罪被害に遭うリスクを下げるために何ができるか。一つはアポ電対策。そして自身の経済状況を無闇に話さないことも大事な対策。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
世田谷区とも隣接している狛江市で起きた強盗事件には大きな怒りと共に恐怖を感じます。金品を奪う目的があったととして、なぜ大した抵抗もできない90歳高齢女性の命まで奪う必要があるのか。さらに犯人グループは互いに知らないもの同士が、SNSを通じて集まっての犯行だと言います。そんな経緯で凶暴な事件を引き起こすグループが出来上がることにも恐ろしさを感じます。
東京 狛江 強盗殺人事件 被害者に金品ある場所案内させ犯行か #nhk_news https://t.co/LXZrNmgCOx
— NHKニュース (@nhk_news) January 25, 2023
こうしたニュースを目にすると、複数の男性が押し入ってきたら一体どうやって身を守ればいいのか。ましてや高齢者のみ世帯ではどんな対策が打てるのかと不安を感じます。
先ず対策として考えられるのが、防犯カメラの設置。犯罪者は犯罪の証拠が残ることは避けたいもの。防犯カメラの設置は一定の効果はあると思われます。インターネットで検索すると、個人宅に防犯カメラを設置する場合に補助金を支給する自治体もあるようですが、世田谷区では現時点でそのような補助制度はありません。今後はそうした補助制度も検討課題の一つのように思います。これは区の所管課と意見交換済み。
そして所管課に話を聞くと「アポ電」対策も大切とのことでした。犯罪者は、金品がありそうな家を狙い定めるために、前もって電話をかけてくる事例があるようです。電話で巧みに情報を引き出し、金目のものがあるとわかると次の段階として、奪う方法を考えると。
そうした犯罪者と電話で会話しないよう、電話に「自動通話録音機」を設置することも一つの対策になるとのことでした。自動通話録音機については、世田谷区では「おおむね65歳以上の方がいる世帯」を対象に無料貸し出しをおこなっています。以下、桃野の関連ブログも参照ください。
先日、銀行ATMを利用し終えて外に出ようとすると、制服姿の警察官が二人銀行の中に駆け込んで来てビックリ。特殊詐欺にくれぐれもご注意を!
その他に、多額の現金や高価な物品を保有しているなどの経済的な情報を無闇に外に出さないこと(気軽に話さないなど)も対策の一つとのことでした。少しでも被害者になるリスクを避ける工夫が大事です。
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