都市の水害対策に「水上都市」の構想。海抜ゼロメートル地帯では従来型の対策だけでは命を守れないと言うこと。葛飾区の「浸水対応型市街地構想」より。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
非常に強い勢力を持つ台風14号が八重山地方を北に向かって進んでいるようです。今後、九州、西日本でも警戒が必要とのことですので、付近にお住まいの方は台風への備えを万全にされてください。
台風14号 非常に強い勢力で午後には先島諸島に接近 警戒を #nhk_news https://t.co/DAS0TPiYaB
— NHKニュース (@nhk_news) September 11, 2021
さて、世田谷では2019年(令和元年10月)の台風19号による被害が記憶に新しいところです。大雨による多摩川の溢水とともに、住宅地での内水氾濫も起こりました。以下は世田谷区作成の検証動画です。
【台風第19号に伴う浸水被害の検証(最終報告)】(世田谷区のサイト 令和2年10月29日)より
上記の台風19号による大きな被害だけでなく、大雨が降ると、世田谷区内では住戸での床上浸水、床下浸水などの被害が出ることがあります。桃野はこれまでも議会で「東京都と連携して雨水管の整備を進めるべき」と何度も訴えていますが、雨水管の充実した整備は、まだまだ道半ばです。以下は関連ブログ。
【この週末は台風14号に警戒が必要。区内でも道路に水が溜まるなど危険な場所があります】(2020.10.10 桃野ブログ)
さて、本日は日経新聞に以下の記事が出ていました。葛飾区では「浸水対応型市街地構想」に基づくまちづくりが進んでいるとのニュース。
水害対策に「水上都市」 浮かぶ家や1階吹き抜け構造https://t.co/7fFNKT0UHc
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) September 11, 2021
”浸水する”と想定した上でのまちづくり。ゼロメートル地帯については、こちらの資料がわかりやすいです。
【わが国におけるゼロメートル地帯の 高潮対策の現状 – 国土交通省】
東京都東部のゼロメートル地帯では、河川の洪水や巨大な台風に伴う高潮が起こると、その一帯で大規模な浸水が起こると予想されています。

100万人単位で人々が暮らしている中で、巨大な台風が来る前に、浸水が予想される地域に住む全ての方がスムースに広域避難できるかというと、そう簡単なことでは無いでしょう。地元自治体では、水害を防ぐ対策だけでなく、区内の大部分が浸水したとしても、水が引くまでの2週間程度、最低限の避難生活ができるように市街地機能を維持できるよう整備する取り組みを進めています。

区職員の懲戒処分は公表を。「いつ・どんな処分を下したか」の情報は個人のプライバシーとは関係ない。 
臨時会最終日。「世田谷区役所通り電線共同溝工事等委託契約」など全ての議案が全会一致で可決。そして来月は代表質問、一般質問のある区議会定例会です。 
世田谷区内でもアライグマ、ハクビシンの被害相談が寄せられています。天井裏に侵入すれば糞尿が溜まり天井が腐って抜け落ちてしまうことも。 
豪雨への備え「3つの方法」。(昨日の豪雨で区内は床上浸水10棟、床下浸水8棟が確認されています) 
生後すぐの赤ちゃんはほとんど見えません。1歳で約0.2、2歳で約0.4、3歳までに急速に発達し、6歳で完成(1.0〜1.2)します。弱視の早期発見を。










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