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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2024-01-27

保坂世田谷区長と泉房穂元明石市長とは、この違いよ。「役所内の人物が、区民の納めた税金を盗んだ」と思われる事件が起きた時の対応。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

「あれっ。お金がなくなってる」

もし役所内の執務スペース、それも金庫からお金や切手などの金券がなくなって、一生懸命探した結果どこに行ったかわからない、でも外部から誰かが侵入した形跡もない、となれば、一番には「役所内の人物が盗んだ」可能性を疑うのが当然でしょう。

執務スペースに部外者が立ち入って、誰も気づかない、痕跡すら残ってないというのはまず考えられませんし、職員がどこかに置きっぱなしにしてしまった(紛失)、間違った処理をした(誤り)、があれば、まず職員のうちの誰かが気づきます。

そして実際に、「役所内の人物が盗んだ」と思われる事件が起きてしまうんですよね。

以下は、2018年3月19日の桃野ブログ。世田谷区でも過去、現金(区民が窓口で収めた税金)や大量の切手が無くなる事件が起きています。そして未だ犯人は見つからず。

世田谷区役所で、ある区民が納税した23,000円が紛失!同じ職場で昨年9月には52,000円超の切手も無くなっています。

そして、昨日は以下のニュースが報じられていました。

 2019年8月に兵庫県明石市生活福祉課の金庫からなくなった生活保護費約203万円について、泉房穂前市長が全額を弁済していたことが26日分かった。

— 神戸新聞 (@kobeshinbun) January 26, 2024

「2019年8月に兵庫県明石市生活福祉課の金庫から203万円がなくなった。事件当時市長だった泉房穂前市長が時効直前に全額を弁済した」とのニュースです。

明石市では、役所内で現金が無くなった責任を感じ、当時の市長が犯人に代わってそのお金を弁済したということになるのでしょう。203万円ですから決して小さな金額ではありません。それを自腹で弁済するというのは、役所トップとしての責任に対し大変潔い態度だと思います。

世田谷区ではどうでしょう。お金や切手は無くなったまま。しかし区長が自らの責任を感じ弁済したという話は聞きません。上記神戸新聞の記事では現職の区長や市長が給与減額で弁済することもできる旨が報じられています。

一方、保坂展人世田谷区長は、最初の区長選挙に臨む際「一期4年ごとに支給される区長退職金は受け取らない」と約束していました。

確かに一期目は区長退職金を受け取っていません。ところが、二期目の退職金は、何やらごちゃごっちゃと言い訳した末に、ちゃっかりしっかりと受け取っています。

以下は世田谷区議会での桃野と保坂区長とのやり取り。平成28年(2016年)6月15日の世田谷区議会本会議の会議録より抜粋しました。

■桃野の質問がこちら。

次に、区長退職金についてです

保坂展人氏が2011年、最初の区長選に臨んだ際の選挙公報に、区長退職金は即刻廃止しますとありました。そして区長は、初当選後、最初の任期四年分の自身の退職金が支払われない条例を提出し、これは可決されています。

続いて、区長にとって二期目の選挙が近づいた2014年9月、我が会派の大庭議員の代表質問に区長は「退職金を廃止しますという条例を提出した価値観は変わっておりません」と答えました。しかし、二期目の選挙が終わった直後、2015年6月、我が会派の田中優子議員の代表質問には「一期目の扱いではなく、退職金のあり方、他の特別職とともにどうするのかということについて検討を加え、決してまいりたい」と答え、退職金を受け取るか否かについては答弁を避けています。

そこで、私は区長の真意を知るため、先日、行政情報開示請求をしました。請求した文書は「2015年6月の区長答弁に、退職金のあり方、他の特別職とともにどうするのかということについて検討を加え、決してまいりたいとあったが、2015年6月以降、区長が上記内容について検討した内容のわかる書類」です。結果は”当該文書は実施期間において作成または収受しておらず、存在しない”とのことでした。文書がないということは、区で検討を行った形跡がないということを意味します。区長は退職金についていつ検討し、いつ結論を出すのか、現時点で退職金を受け取るつもりか否かとあわせてお答えください。

■そして区長の答弁はこちら。

区長退職金についてです。

この区長退職金につきましては、ちょうど昨年6月に、私自身、他の特別職ともどうするか検討を加え、よく考えて決したいとお答えをしています。その後、特別職とも個別に意見交換をしていますが、現在いまだに結論を出すに至っておりません。

私自身の判断はどうなのかというお尋ねでございますけれども、退職金のあり方を幅広い視点で見て熟慮をめぐらした上で、しかるべき時期に判断していきたいと考えております。

結局、保坂区長は2期目以降、1期4年ごとに一回2000万円以上の”退職金”を受け取っています。こうした経緯を見ても無くなったお金の弁済などつゆほども考える人ではないでしょう。「明石市の泉元市長との違いたるや”月とスッポン”」と感じるのは私だけでしょうか。

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