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2021-08-20

桃野が一貫して反対してきた世田谷区長の肝煎り施策が、ようやく終了へ向かいます。今朝の読売新聞に「世田谷一斉PCR終了へ」の記事。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今朝(8/20)の読売新聞に「世田谷一斉PCR終了へ」の記事が掲載されました。世田谷区長の肝煎り施策が終了へ向かいます。桃野はこれまで一貫して反対してきた施策ですがようやく終了。

この「世田谷一斉PCR検査」は、世田谷区長が「社会的検査」と呼んでいるもの。そしてこの社会的検査とは、区長が「いつでも、誰でも、何度でもPCR」とマスメディアで喧伝し、その後それが大きく形を変えて実施されてきた施策です。

「誰でも、いつでも、何度でも」PCR検査だって!?世田谷区長が喧伝する施策は真っ当か】(2021.07.30 桃野ブログ)

この社会的検査なるものは、区内の高齢者施設等を対象に、ローラーをかけるようにPCR検査をして回ること。区長は、これで施設内での集団感染(クラスター感染)を防ぐのだと主張していました。

世田谷区長肝煎りの「社会的検査なるもの」は意味がない。いよいよ区が公式に指摘を受けたと言って良いでしょう。議会で問うと区もこの指摘を否定できず】(2021.06.17 桃野ブログ)

ところが、この検査、定期検査とは名ばかり。元々数ヶ月に一度の検査(その後、受検希望があれば月イチ程度の頻度は可能になった)ですが、受検した施設の多くは一回こっきりの検査。2回目の検査を受けていません。これでクラスター感染を防ぐ効果などあるはずがないのです。

上記の読売新聞の記事からも、クラスター感染の抑止効果など全くないまま、この社会的検査なるものに多額の税金が投じられ続けたことが分かります。以下は記事から引用。

検査対象となる約1500施設の中で、7月18日時点で検査を受けたのは439施設とおよそ3割。区は「定期的に検査を受けることで感染予防の意識も高まる」と呼びかけたが、このうち半数超の244施設は1回しか受けていない

区が「定期的な検査」と言っても、月単位の検査頻度ではクラスター感染を防ぐ効果はありませんから、施設側からすれば「意味のない検査に拘うべきでない」と考えるのも当然でしょう。

クラスター感染を防ぐためにPCRを活用するというなら、ウイルスの潜伏期間を考慮して検査体制をつくらなければ全く意味はありません。「月に一回検査しているから安心」などということはありえないのです。区長にも繰り返し説明してきましたが、何度説明しても区長は理解できないようでした。

PCR検査は治療や予防ではない。「検査は適切な頻度、間隔を設定しなければダメだ」と何回言ってもわからない世田谷区長】(2021.03.29 桃野ブログ)

区長が「潜伏期間を考慮した検査でなければ意味がない」ということを理解していないことは、上記読売新聞の記事からも読み取れます。以下記事より抜粋。

保坂区長は取材に「無症状者の検査は賛否もあったが、東京五輪の選手を対象とする同様の仕組みで感染者は最小化された」とした上で、一斉PCR検査によって「施設関係者の感染を減らし、医療の逼迫を抑える効果はあった」と話している。

東京五輪の選手を対象とする同様の仕組み?あちらは同じ無症状者への検査であっても「毎日のPCR検査を義務付け、検査結果が陽性であればすぐ隔離」という仕組みです。月イチの頻度で、且つ施設丸ごとではなく検査を受けたい人のみが検査を受ける世田谷区長の「社会的検査」とは全く異なります。そのような検査に医療の逼迫を抑える効果などあるはずがない。

遅きに失したと言えども、社会的検査なるものが終わることについては良かったと考えています。

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