子ども達の成長過程における集団生活の場で「性的マイノリティーを排除しない」という意識
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
受験シーズン真っただ中ですね。
朝の駅頭活動の際も、受験生だろうなという児童、生徒を多く見かけます。
全ての受験生には、日頃の勉学の成果をしっかりと発揮してもらいたいと思いますし、試験を実施する側はトラブルなく、又公正公平な試験に努めて頂きたいと思います。
さて、本日(2/7)の東京新聞より。
高知県教育委員会(高知県内の公立学校を所管する立場)は、ある中学校3年生の受験の際、願書や受験票に本人が希望する「性別」や「名前」を記入できるとする措置を決めた。
希望があれば別室での受験やトイレを別にする配慮も検討する。
生徒は戸籍上は女性だが、現在通学する中学では通称として男性の名前を使用している。
とのこと。
この生徒はいわゆる「性的マイノリティー(性的少数者)」ということなのでしょう。
性的マイノリティーであることを理由に、またそういったことが要素となって、教育の機会、受験の機会に不平等が生じてはいけません。高知県教育委員会の示す方向性は極めて妥当といえるでしょう。
実は、文部科学省は昨年の4月、全国の都道府県や政令市などに対して「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」という通知を出しています。
(学校では服装、髪型、更衣室、トイレ、呼称、修学旅行など様々な事に対し支援が必要としています)
こういったニュースが大きく報道されることで「支援の必要性」に対する認識が高まるでしょう。
文科省の通知についても、改めて全国の自治体で確認される効果もあると思います。
学校という、子ども達の成長過程における集団生活の場で「性的マイノリティーを排除しない」という意識が浸透することは極めて大切な事だと思います。
■記事:2016年2月7日 東京新聞
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