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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2016-03-14

木を見て森を見ず。支援の手が届かない子ども達がたくさんいるのに、なぜ?

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
一昨日(3/12)の読売新聞より。
虐待児ら一時保護2.2万件〜過去最多、都市施設定員超過〜
桃野が、新聞等で目にして、最も胸が痛くなるニュースの一つが「児童虐待」です。
これまでも、実の親や親の交際相手などからの激しい暴行、ネグレクト(育児放棄)などで、幼い命が犠牲になってきました。
事件を未然に防ぎ、子ども達の命を救う。
そのための大切な場所となっているのが「一時保護所」です。
しかし、その一時保護所が飽和状態だというのが前出の記事。
都市部では、保護施設が飽和状態になり、子どもに対するきめ細かいケアが難しくなっている。
全国の児童相談所に設けられた一時保護所134カ所のうち、東京など9カ所では定員を超えている。と報じられています。
■一時保護とは?
虐待などを理由に18歳未満の子どもを原則2ヶ月まで保護者から引き離す緊急の処分。
児童福祉法に基づいて児童相談所内の一時保護所が子どもを預かる。里親や児童養護施設にも一時預かりを委託できる。
東京では、児童養護施設についても、多くが定員いっぱいの状況と聞きます。
そして、一時保護所も定員越えとの報道。
児童養護施設は現在「18歳までの措置が原則、場合によっては20歳までの”措置延長”も可能」というルールになっていますが、このような状況(待機児童問題の様相)では、措置延長どころではないという施設が多いのではないでしょうか。それどころか、本来児童養護施設へ措置されるべき子どもが、一時保護所で留め置かれるという例すらあるのでは?
それが今の状況。
一方、子ども達の自立を支えるために、いかなる施策を行なえば良いか。
世田谷区長は「児童養護施設等の退所者等に対して、給付型の奨学金を支給する」と言います。
しかし、桃野はこれまでも議会で取り上げてきましたが、これは東京都が同じ趣旨で世田谷区よりも優れた施策の導入を決定済み。
「横から出て行って区民の税金を投入するのは、単なる区長のスタンドプレイではないか」と指摘してきました。
奨学金制度は都に任せれば良い。
世田谷区は、その予算やマンパワーを、その奨学金で進学をしようとする子ども達の何倍もいるであろう「大学、短大などへの進学を望む」というところに、はるか届かない多くの子ども達への支援に向けるべきです。
前出の記事のごとく、現制度では、支援が届かず厳しい状況にある子ども達がたくさんいるのだから。

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