区長の社民党国会議員時代の秘書→区長の私的な政治団体の事務局長。そして区の外郭団体で”センター長”として中途採用。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
世田谷区議会は現在、予算特別委員会を開催中。
本日は4日目、福祉領域の質疑。
桃野は今日が、今回の予算特別委員会で初の質問です。
今日から、質問内容について順次ブログにアップして行きます。
まずは【世田谷区社会福祉協議会にて、世田谷区長の情実採用!?】の問題。
現世田谷区長が社民党の国会議員だった際の秘書であり、区長の私的な政治団体の事務局長でもある40代半ばの男性。
この男性が、世田谷区の外郭団体である「社会福祉協議会」(社協)に採用されたという話し。
この男性は、4月から社協に新しく設置された「日常生活支援センター長」というポストで採用されているのですが、今、社協の事務局長は現区長の区長室長で定年を迎え、その後、社協の事務局長に就任した人物。
区長、元区長室長(それも天下りでお世話になっている)のよしみで、情実採用が行なわれたともとられかねないのでは?という状況です。
そもそも、このセンター長というポストは今年4月からの採用で月に16日勤務、月給33万円という条件であったのが、その正式採用前の1月から3月までの期間についても、急きょ同じ人物が同社協で3ヶ月間雇用されることになったそう。
なんだかそれも、特段優遇されているようには見えないでしょうか。
今日の区側の答弁でもありましたが、このポストについては社協のホームページ(あまり多くの人が見るものでは無いでしょう)などを通じて、公募が行なわれた、応募は1件、その1件の人物が採用されたという経緯。
公募についても「広く人材を募る」という形だったとは言えないですよね、これでは。
区の外郭団体は、区の補助金で運営されているもの。
つまり区民の皆さんの税金で運営されているに等しいのです。
(予想通り?)区側の答弁は「一切問題ありません」というもの。
しかし、少なくとも区民の疑念を招く状況ではあると思いますから、公平公正だというなら、区長がしっかり公の場で説明するべきことでしょう。
コメントを残す