いかにすれば日本は”超幸齢社会”となることができるのか
昨日は、社会福祉法人「老後を幸せにする会」の”老後Happy実践報告会”に伺っておりました。
毎年楽しみにしているイベントなのですが、昨年はスケジュールの都合がつかず伺えず。
2年ぶりの参加です。
”老後Happy実践報告会〜私達は超幸齢社会を創造します!〜”
この会は、特別養護老人ホーム、デイホーム、グループホームの高齢者施設で介護の仕事をされている方が、自らの活動をご家族、地域の方々、他の高齢者介護施設で働く方々などに向け発表する会です。
桃野は、区議会議員に当選した直後から参加し、今年で4回目(昨年はどうしてもスケジュール調整がつかず参加できず)。
毎回毎回、本当に楽しい。
”超幸齢社会”を実現する為に奮闘する介護職員の皆さんの日々が伝わって来て、心が動かされます。
日本は既に、これまでに例を見ない高齢社会への道をひた走っています。
(実践報告会の中で伺った話では)
2025年には、高齢者のうち5人に1人、全国で700万人の方が認知症を発症する可能性があると厚労省が発表しているそうです。
そんな中、どうしても高齢社会の負の側面に強くスポットがあたりがち。
介護の現場では離職率も高く、人材確保も簡単ではないと聞きます。
しかし
認知症になっても、個人の尊厳が守られ、ご本人もご家族も明るく、高齢者がその人生を終えて行く。
その周りには、介護という仕事に使命感を持って取り組み、日々充実感を感じながら仕事をする人達がいる。
そういう世界があるのだと、この会は思い知らせてくれます。
日本が歩みを進めている高齢社会への道。
その中で、いかにすれば日本は”超幸齢社会”となることができるのか。
支える側の数が減り、支えられる側が増えて行く中での持続可能な仕組み。
現場で働く方が日々充実感を持って働くことができる仕組み。
誰がどのように負担をして行くのかも含め、政治が強い意志を持って取り組まなければ行けない課題です。
コメントを残す