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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2014-05-25

最寄りの駅前で投票できるとしたら選挙に行く?

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私が世田谷区議会議員選挙に立候補し、当選したのは平成23年4月。
50議席中48番目、ギリギリの当選でした。
その平成23年4月の世田谷区議会議員選挙の投票率は41.78%。
有権者の約6割の方は投票しませんでした。
ちなみに、同日行われた世田谷区長選挙の投票率は41.76%。
平成24年12月の衆議院議員選挙は、59.32%
平成25年6月の東京都議会議員選挙は、43.50%
平成25年7月の参議院議員選挙は、52.61%
平成26年2月の都知事選挙は、46.14%
こうしてみると、一番投票率が高かった衆議院選挙でも投票率は6割程度。
直近では、東京都議会議員選挙や東京都知事選挙の投票率も5割に届いていません。
今のところ、日本において議会制民主主義より優れた政体は無いと言っていいでしょう。
であれば、未来をどの方向に導いて行くのか決めるのに、選挙以上のものはありません。
民意に沿った社会をつくるために、多くの方に選挙に行ってもらいたい、貴重な一票を前向きに行使してもらいたい。
桃野のこれまで一貫した思いです。
とはいえ、選挙に行くことをコスト(他の事を我慢して、投票所に足を運ぶ)と考えると、自分は投票せず、システムにフリーライドする人が出てくることも容易に想像がつきます。
民主主義を遂行するためには、より便利に投票ができるような(投票人が負担するコストを下げる)工夫も必要でしょう。
例えば、24時間、日本全国どこででも投票できるとしたら、もっと投票率は上がるかもしれませんね。
さて、投票率向上のため、現在総務省が新たな仕組みの検討を始めているようです。
総務省が設置する学識者らでつくる研究会で検討されている事項は以下。
・投票所拡大
現在、選挙当日は指定された投票所一か所でしか投票できない。
小学校の通学区域単位で決められるなど、自宅から最寄ではない投票所を指定されるケースもある。
投票可能な投票所を拡大する場合、駅前に投票所を設ける案が出ている。
・期日前投票
現在は午前8時~午後8時と定められているが、1~2時間程度の延長を検討。
期日前投票の投票所となっているショッピングセンターなどでは午後8時以降も開店しているケースがあり、投票時間を延長すれば投票率の上昇は確実とみられる。
・ネット投票等
不在者投票の申し込みをインターネットで可能にすることも検討。
将来の導入に備えたネット投票に関する論点整理も行う。
【2014年5月25日(日)読売新聞朝刊より】
本来大切なことは政治に関心をもってもらうことではありますが、時代にあわせ、より利便性を高めるべく可能な仕組みについては、是非導入を進めてもらいたいと思います。
無題
(2014年5月25日読売新聞掲載のイメージ図)

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