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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2017-12-26

世田谷みやげ2018。人気ナンバーワン商品は「世田谷区長が1年間宣伝マンになる」というのがいいと思うのだけど。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今年も完成した模様。「世田谷みやげ2018」。
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「世田谷みやげ」は世田谷区内の事業者から募集した世田谷にゆかりのある自慢の逸品を指定してラインナップにまとめもの。取り組みは今年で13年目になります。平成29年度は全99商品。
全商品はこちらからご覧いただけます(世田谷区産業振興公社のサイト)
この「世田谷みやげ」。素敵な商品がたくさん並んでいますし、世田谷区産業振興公社(区の外郭団体)も、彼らなりに一生懸命やっているのだとは思うのですが、正直、まだ単なる「カタログ」の域を出ないんですよね。そこが残念。
「世田谷みやげ」というフレーズは耳に残りやすいし、もっともっと良いプロモーションができるのではないかな、というのが桃野の正直な感想。これまでも議会で何度も取り上げてきました。
商品や商品群を「ブランド化」するには、単なるカタログではダメ。消費者と何かを「約束」しないと。
品質であったり、ストーリーであったり。それは「消費者が商品について語れる材料」でもあります。お土産ものって、特に「こういうものなんですよ」ってお渡しする方に一言添えたいじゃないですか。
今の世田谷みやげは、品質について何か縛りがあるわけでもないし、一連のラインナップを束ねて何か語れるストーリーがあるわけでもありません。加えて、「世田谷みやげ」に、区長はほとんど関心ないように見えます。
行政(外郭団体も感覚的にはほぼ同じ)は、ブランドづくりとか、マーケティングとか、営業活動とか、あまり好きでは無いのでしょう。桃野が議会で提案してもほとんど取り入れてもらえないという残念な状況です。
これまで提案してきたのは例えば、、、
「産業振興」の視点で言えば、先ずは事業者側にメリットを提示できるかどうか。このプロモーションでどのような効果を見込めるのか。一番シンプルなテーマとしては事業者の儲けに貢献できるか。「世田谷みやげ印をつける前とつけた後では、こういう風に売り上げが変わるんですよ」とか。今はやりっぱなしでそんな検証もやってないんですよね。PDCAは基本。
消費者へのアピールとしてはやはりストーリー。今のように、希望をしてお金を払えばほとんどの場合「世田谷みやげ」印をつけられるというやり方ではブランドにはなり得ません。消費者(買い手)に何かを約束するモノでなければ。例えば、先ずは登録希望商品を全てラインナップ化するとしても、その後にファン投票などで順位付けしたり、審査員に〇〇賞を選んでもらうなども一つの方法。(モンドセレクションとか、カー・オブ・ザ・イヤーとかはその手法ですね)
そして、保坂展人区長も本気で宣伝すればいいのに。区長記者会見の背景、なぜかいつも区のマークでも区民へのメッセージでもなく、区長お気に入りの「太陽のマーク」なんですよね。ご自身のブログが「太陽のまちから」だから?
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このパネルに商品の写真を散らすだけでも宣伝になるし。記者会見の際の演壇の上に商品を並べてもいいし。以前提案したのは、投票などで人気ナンバーワンに輝いた商品は、区長公用車に1年間ラッピング広告をして、文字通り区長が宣伝マンになるなど。もちろん区長の手土産は世田谷みやげ。話題性もあるし、事業者にとっても良い動機付けになるのではないかと思う。
でも、こういうことは嫌がるんでしょうね、あの区長のことですから。
下の写真は「亀屋」さんの招福もなか。かわいい。NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の放送で知名度も上がったかな。井伊家の墓所がある豪徳寺にちなんだ招き猫のお菓子です。
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