2014-05-26
「世田谷区みうら太陽光発電所」に設置された太陽光パネルは全部で1,680枚
本日は会派のメンバーで三浦へ。
本年3月より発電を開始した「世田谷区みうら太陽光発電所」を視察して来ました。
世田谷区では、昭和39年から平成17年までの41年間、神奈川県三浦市南下浦町に「三浦健康学園」を設置し、ぜんそくなど健康に不安のある子どもたちが豊かな自然の中で学ぶ場としてきました。
又同地では、20年間、臨海学園(移動教室)も実施され、これまで16万3千人の区立小学校の児童が訪れています。
その三浦健康学園が今、太陽光により電気を生み出しています。
約8,700㎡の敷地に設置された太陽光パネルは全部で1,680枚。畳にすると約1,900畳分に相当します。
発電量は年間で44万kW(一般家庭の約130世帯分の消費電力に相当)。
売電による収益は約400万円/年と見込まれていて、これは世田谷区への税外収入となります。
税外収入も貴重ですが、自然エネルギーの活用、二酸化炭素排出量の削減、省エネなどについて、区民の皆さんに目を向けて頂くための施設としても活用できるのではないでしょうか。
世田谷区の施設ではありませんが、周囲には風力発電所やバイオマスセンターもありますので、三浦市と連携した取り組みについても様々な可能性があると考えます。
太陽光、風力、地熱、潮力etc…
全体の電力供給量に占める割合はまだ微々たる「再生可能エネルギー」ですが、環境負荷が低く、原料を輸入に頼らないこれらの発電システムの発展・拡大は、必ずや日本国民の生活の安定、経済成長につながるでしょう。
蓄電技術も含めた技術革新や、低コスト化に向けた取り組みなどを官民一体で推進すべきだと考えます。
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