「仕方が無い」「子どもに我慢してもらう」では改善は期待できない
世田谷区議会本会議での桃野、一般質問から。
昨日に続き「①太子堂調理場から配送される学校給食について」です。
今年の1月14日(成人の日)の大雪にともなって、翌日の給食の配送に支障が出てしまいました。
ある小学校では、「料理3品+牛乳」の献立が「料理1品+牛乳」に。
子ども達はお腹をすかしながらの午後の授業だったと思います。
昨日のブログでは、トラブル対応において、調理場、学校、役所の連携が十分なされていなかったのではないか、そして文教委員会でも本件が一切報告されていないようでは、今後の対応策を検討できない旨を主張し、改善を促しました。
区側からは「連絡体制、情報共有、連携強化に取り組む」旨の答弁がありました。
今後に注視して行きたいと思います。
さて、一般質問では私から具体的な「備え」についても提案を行いました。
今回のトラブルは、雪で、調理場への食材納入が遅れてしまったのが、その発端。
実は今回とりあげた太子堂調理場は、現在老朽化により廃止が検討されていて、区では、新たな民間給食施設を活用しての給食提供を検討しています。
私からの提案は、現在の太子堂調理場での対応も含めてですが、特に新たな民間給食施設を選定する際は、調理場に一定期間保存の出来る食材をストックしておき、納品トラブルが起きた際でも、ある程度の栄養バランス、カロリーを充足できるようなメニューが提供できる体制を整えておくべきとの趣旨です。
どのような仕事においても、トラブルは起きるものですが、その際の備については、十分に検討されていなくてはなりません。
今回のトラブル対応のように「仕方が無い」「子どもに我慢してもらう」では、オペレーションの改善は期待できないでしょう。
区側からの答弁は「今回の経験をいかし、リスク管理の強化に取り組んで行く」というのもの。
こちらもしっかりフォローして行きたいと思います。
質問詳細は、是非インターネットの動画でご覧下さい。
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一般質問の様子はインターネットでご覧頂けます
・世田谷区議会ホームページ(6/6の「収録内容を表示」、「桃野よしふみ」の右側をクリック下さい)
http://www.discussvision.net/setagayaku/index.html
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