2024-03-24
世田谷区議会議員による職員に対するハラスメントに関する条例。 読売新聞の記事になっていました。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
これまで何度かブログでもご報告してきました「世田谷区議会議員による職員に対するハラスメントに関する条例」。
先日、読売新聞の取材を受けたのですが、本日記事になっていました。
(記事は使用許諾を得て再掲載しました)
↑桃野のコメントは赤枠部分です。
桃野は区議会議員になる前は16年間、会社員として仕事をしてきました。議員になって驚いたことの一つに「区職員に対して理不尽に怒鳴りつけたり、極めて横柄な態度を取る議員がいたこと」があります。世間の常識とはとてもかけ離れていると感じたことを思い出します。
とても残念なことですが、有権者の前では低姿勢、一方で区職員や議員同士ではいわゆる「パワハラ」とも言える言動を繰り返す議員もいます。
世田谷区議会では、そうした現状を改善すべく条例制定にまで至ったという次第。
「世田谷区議会議員による職員に対するハラスメントに関する条例」の前文には以下記されています。
議員は住民の負託を受けた代表者であることから、その負託に応えるため、議員として高い倫理観と品位が求められる。ましてや議員の地位による影響力を不正に利用したハラスメント行為は断じて許されるものではない。議員と職員という特殊な人間関係を背景としたハラスメントは顕在化しにくい上に、不当に職員の尊厳を傷つけ、最悪の場合、回復不能な肉体的・精神的な被害をもたらし、ひいては人材の喪失、行政の停滞を招くことになり、さらには議員への区民の信頼を裏切ることにもなりかねない。よって、世田谷区議会は、職員の人格を尊重することにより、議員による職員に対するあらゆるハラスメントの根絶と未然防止を決意し、この条例を制定する。
議員は、選挙で有権者の負託を受け、議会から行政を監視する役目を担っています。しかし、真っ当な議論と理不尽な要求やパワーハラスメントは、全く次元の違う話です。
桃野は、世田谷区議会の健全な運営に今後も力を尽くしてまいります。
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