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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2018-01-24

「世田谷区立中3年生の21.7%が学習塾に通ってない→これらの生徒の学力が低い→e-ラーニングで勉強させる」ってこと?

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今朝は朝イチで衆議院議員会館に足を運んでおりました。
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DVやストーカー被害者に対する「支援措置」をめぐる問題への取り組みに関連して。これまで世田谷区議会で取り上げてきたことについては、ブログで何度もお伝えしていますが、これからは、いよいよ「省庁」を巻き込んでの話が必要だと思っています。
なので今、複数の国会議員の方々にお力添えを頂いている状況。
桃野が政党に属さない無所属の区議会議員であるにも関わらず、本件では、某党に属する複数の衆議院議員の方々にお世話になっています。(衆議院議員の皆様にご迷惑かもしれないので)詳しい内容はここでは避けますが、一歩一歩「DV被害者やストーカー被害者を加害者から守るための仕組みづくり」に向けて進めていただいてる感触があり、本当にありがたい。
二度と逗子ストーカー事件のような悲劇を起こしてはいけません。桃野も力を尽くしてまいります。
昼前に議員会館を出て、世田谷区議会へ。午後からは行政から議員に対するレク。「平成30年度予算説明」「平成30年度の 世田谷区の主な施策」について、会派メンバー4人で副区長以下、区幹部職員からの事前説明です。毎年恒例のこの時期のイベントなんですが、これがしんどい・・・・
説明資料はこれぐらい。
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13:00からスタートして終了は21:16でした。行政側は各所管の部長、課長らが順番に入ってくるのですが、こっちは短時間の休憩を入れながらも基本的にはぶっ続け。正直ヘトヘトになります。
それでも、説明される多くの施策が大切な論点を含んでいるので、こちらも色々と質問というか議論しながらの時間ですし、本格的な資料の読み込みはこれから。大変な作業ですが、これもより良い区政のために必要なことです。
さて、その説明の中にあった中で、桃野が気になった施策を一つ。
平成30年度から31年度にかけて、世田谷区立中学で「e-ラーニング」を取り入れるとのこと。
区立中学校4校をパイロット校に位置付け、生徒にはタブレット型端末やパソコンを使って家庭学習に取り組ませるといいます。民間事業者に事業委託で実施、予算はこれから検討するようですが、一校あたり約50万円/年という例が挙がっていました。
この施策の目的として区は以下の説明をしています。
・世田谷区立中学の3年生の生徒で普段(月〜金)、学校の授業以外で勉強(学習塾、家庭教師に教わっている時間含む)を「全くしない」生徒の国語、数学の平均正答率は他の生徒に比べて低い。
・世田谷区立中学の3年生の生徒のうち、21.7%が学習塾(家庭教師を含む)に通っておらず、通っている生徒に比べ、国語、数学の平均正答率は低い。
・平成28年度の世田谷区の区立中学における不登校の発生率は3.39%
こういう説明の流れで施策の説明があるので「学力が低い生徒を対象に学力の底上げを図っていくための取り組み」かと思いきや、そうではないよう。パイロット校になれば、基本的には全生徒が国語、社会、数学、理科、英語のe-ラーニングに取り組むとのこと。
でも、そうなると塾に通っている生徒、自ら学習習慣を持っている生徒、現時点で学力が高い生徒も、これまでの勉強にプラスしてe-ラーニングもやらなきゃいけないってことになりますね。
また、同じ区立中なのに学校によって不公平は生じないのか。
例えばパイロット校A中学校に通っていて学力が低かった生徒がこの取り組みで学力を伸ばし、高校受験で良い結果が出たとします。ところが隣のB中学の学力が低かった生徒はこの「行政サービス」が受けられず学力が低いまま高校受験を迎え、その結果は芳しくなかった。仮にそういうことが起きれば、高校受験という人生の節目でA中学の生徒、B中学の生徒間の有利、不利を生んでしまう。
区の説明を聞いていると、どうもこの施策の目的がよくわからないんですよね。本当に公教育という観点から見て、生徒のためになることなのかな。
全区立中学で、学力の低い子供を対象に「学習習慣の定着」や「学習機会の拡充」を狙って行うというなら、考え方の筋はわかるのですが。どうも又「目新しいことをやる」そのことが目的になってしまっているようにも思えます。

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