世田谷区が学校給食、保育園給食の放射能検査を縮減!?議会で質問しました
世田谷区議会は現在、予算委員会の会期中です。
本日も、桃野の10日(月)の質疑よりご報告。
テーマは「放射能検査について」
実は、区は、2月末から3月初旬にかけての委員会にて学校給食、保育園給食、区内公園での空間線量の測定頻度を落とすと報告していました。ちなみに、この検査頻度を落とすことで縮減される予算は、230万円です・・・
実は、先の本会議、2月25日の答弁の中で、区長はこう答弁しています。
「福島第一原発の事故は収束どころか、尚現在進行中である」
そう言っていながら、2月28日の福祉委員会や3月3日の環境委員会で、放射能検査の後退を発表するとは・・・
私は委員会での報告を聞き「区長は、言っていることとやっていることが違うではないか」と思いましたし、検査体制は後退させるべきではないと、反対の意見を述べました。
そして、10日(月)の質問では、区長に直接、検査頻度を落とすべきではない、給食丸ごと検査の頻度を減らすなら単品検査を増やす、検出限界値を下げるなどするべきと訴えました。
福島第一原発の事故は、未だ収束とはいえません。
汚染水漏れの事故も相次いでいます。
決して、子ども達の放射能リスクに対して、検査体制を後退させるタイミングではないでしょう。
他の議員からも同様の意見が出た事もあり、区長は給食丸ごと検査の頻度を減らす分、単品検査を増やすかのような答弁をしました。
ただ正確には「工夫できないか検討を指示した」との言質にとどまります。
そして、既に、来年度予算では関連予算を削っています。
実現するためには、実務としての様々な課題があるでしょう。
(特に新たな予算の裏付けをどうするの?)
とにかく区長は「検討を指示した」とのことなので、引き続き質疑の中で、実現の方法などについて質問して参ります。
質問の様子はインターネット中継(録画)でご覧頂けます。
世田谷区議会ホームページ(http://www.city.setagaya.lg.jp/kugikai/index.html)
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首都圏でも無投票の選挙が見られる昨今、世田谷区では多くの候補者が、有権者に選択肢を示せるのは良い事だと思う。 人工呼吸管理、喀痰吸引、経管栄養など。医療的ケア児の放課後等デイサービス事業などを行なっている施設の見学に行ってきました。 離婚やそれに準ずる理由で「子育て世帯への臨時特別給付(児童一人当たり10万円)」を受け取れなかった方に、新たな給付が行われることになりました。 当然、特定の民族や人種、国籍を一くくりにして憎悪を扇動していく行為、差別的な言葉を投げつける行為は許されません。 12月9日(土)「桃野芳文タウンミーティング@成城」開催。世田谷区民の方はもちろん、区外在住の方も歓迎です。皆様のお越しをお待ちしています。
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