先ずは予防!症状が治まらず、高熱がでたり、吐き気のために水分がとれない時などは早めに医療機関へ
ここ数日、ぐっと冷え込んできました。
体調を崩しやすい季節となり、桃野も久々に風邪気味。
熱はないので、朝の駅頭活動にも励んでおりますが、声がかすれてしまっております。
朝の駅頭など含め、お会いする皆様、お聞き苦しい声ですみません!
さて、インフルエンザや風邪にも十分気をつけなければいけませんが、今猛威を振るっているのは「ノロウィルス」。
東京都は、12月5日付けで「都内における感染性胃腸炎患者報告数が流行警報基準を超えた(※1)」と発表しました。
感染性胃腸炎の主な原因の1つであるノロウイルスは、感染力が強く、患者が発生すると家庭内や集団生活で感染が広がることがあります。ノロウイルスへの感染予防に以下、留意下さい。
■手洗いの励行
トイレを利用した後、食事や調理前には必ず手洗い。
石鹸を十分に泡立てて30秒を目安に手を洗い、流水でよくすすぐ。
蛇口は手洗い前に触れているので、手洗い後はペーパータオル等を使用して閉める。
タオルやハンカチの共用は避ける。
■食材は十分に加熱する
カキなどの二枚貝を調理するときは中心部まで十分に加熱する。
■嘔吐物・排泄物の処理が大切
嘔吐や下痢があった場合、ノロウイルス感染を疑って、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)による消毒処理を行う。
■患者発生時は、よく手が触れる場所を消毒
患者発生時にはトイレの水洗レバーやドアノブ、手すり等よく手が触れる場所を消毒。
消毒には次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を使用。
いまのところ、ノロウイルスに効く薬はありません。
水分を十分とって休養することが治療になります。
吐き気が強いときは無理せず、吐き気が治まってから少しずつ水分をとるようにしましょう。
症状が治まらず、高熱がでたり、吐き気のために水分がとれない時などは早めに医療機関を受診しましょう。
※1)流行警報基準
感染症発生動向調査における定点医療機関から保健所への報告において、定点当たり患者報告数が20人/週を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合、広域的に流行が発生・継続しているとして、警報が出されます。
感染性胃腸炎の保健所管内別 発生状況 平成25年(2013年) 第48週
患者数の塗り分けは各保健所の管轄範囲単位
( 例: 小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市はすべて多摩小平保健所の管轄地域として同じ色で塗り分けられている)
データ出典: 東京都感染症発生動向調査より
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