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2013-05-20

不登校であっても、学力も含め、様々な能力を持っている児童・生徒がいるのは明らかです

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不登校について。
世田谷区立の小中学校では、平成23年度の調査で387名の児童・生徒が不登校となっています。
小学校では全体の児童数のうち、0.3%の児童が不登校。
中学校になると、その数字は跳ね上がり、2.9%の生徒が不登校となっています。
同じ調査の「不登校になったきっかけ」という項目をみると、多い順に
・不安など情緒的混乱
・無気力
・いじめをのぞく友人関係をめぐる問題
・病気による欠席
などとなっています。
(※これはあくまで先生が「不登校になったきっかけ」について判断したものをまとめた資料)
こういった調査結果を集計した東京都の「学校基本調査報告」をみると、ここ10年の数字の推移をみることができます。
長期欠席者の推移(国公私立)の中から「不登校」を抜き出すと、小学校では平成15年度の1,889人から平成23年度は2,056人と漸増。


一方、中学校では平成15年度か平成19年度までは増加傾向でしたが、その後歯止めがかかり、減少に転じた感が有ります。


不登校になった原因の除去、児童・生徒が学校に戻れるきっかけづくり、そして不登校になった児童・生徒が、社会で生きていくための力をつける多様な成長の枠組みを作っていく事が必要ではないでしょうか。
不登校であっても、学力も含め、様々な能力を持っている児童・生徒がいるのは明らかです。

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