次から次へと問題が出てくるものです。今日も急遽、企画総務委員会が開催。世田谷区の道路整備工事で「談合」です。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
次から次へと問題が出てくるものです。
一昨日に続いて、今日も急遽「企画総務委員会」が開かれました。
区側から報告されたのは「談合等不正行為の疑い及びその対応について」
報告の中では「疑い」と言っていますが、事業者側も区が事情聴取した際に「見積もり」を事業者間で調整していたことを認めています。
・平成30年度「狭あい道路整備工事」において、区は「希望制見積合わせ」で業者を選定。
・工事は「世田谷」「北沢」「玉川・世田谷南部」「砧・烏山」と4地域に分けての案件となっていた。
・狭あい道路整備工事の「砧・烏山」案件について見積合わせに参加したのはA、B、C、D、Eの5社。
・A社から区に提出された「見積合わせ補助表」に、A社のものに加え他の4社(B、C、D、E)のものが添付されていた(うっかりミス!?エクセル、別シートにて他社のものがくっ付いていたと経理課長から聞いています)
・加えて区の経理課に匿名のFAXが届いた。B社からA社にFAXで送られたことを窺わせる「世田谷」の「見積合わせ補助表」であり、その記載が実際の見積合わせにおいてA社から提出されたものと一致していた。
・上記FAXと同内容の文書が郵送で届いた。
該当の整備工事の金額は、今日の企画総務委員会で「世田谷」「北沢」が約9,000万円、「玉川・世田谷南部」「砧・烏山」が約8,500万円と報告がありました。このお金は、もちろん税金で賄われるわけですから、談合により適正価格が歪められるのは許されるものではありません。
今後区は、上記4件の見積り合わせを中止し、不正行為の疑いのある事業者を除いて再度、契約相手の選定を行う方針。又「指名停止基準」に基づいた措置を検討しています。
■本日、企画総務委員会で配布された資料は以下
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