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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2011-06-17

世田谷区の節電対策について

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 今年の夏の天気予報。
 昨年ほどの猛暑ではないものの、平年並みか、平年よりやや暑い夏になるとの予報が出ています。
 夏ですから暑いのは当たり前ですけど。
 しかし、今夏はこれまで以上に覚悟をしなければなりません。
 
 毎日の通勤も大変そうです。
 駅ではエスカレーターが止まっていることもしばしば。
 階段を歩いてあがる機会が増えます。
 電車は間引きされて混雑するかも。
 電車に乗っても冷房は効いてないのでしょう。
 朝から、汗だくになって会社に行けば、仕事の能率にも影響がでるかもしれません。
 ビジネスマンの能率が下がれば、会社の業績も下がる。
 そうなれば経済の停滞を打ち破ることも難しくなってきます。
 そんな状況を避けるべく、知恵を絞って、合理的に電力需要を抑えたいものです。
 震災直後より、民間企業では「我慢」だけでない、前向きな節電策、省エネ化、を積極的に打ち出しています。
 以下、ほんの一例。
 ・丸紅
  本社全館で照明を省電力効果のあるLEDに交換
  西側と南側の窓に遮熱型ブラインドを設置
 ・京急電鉄
  羽田空港国内線ターミナル駅、天空橋駅2駅の全照明をLEDに交換
 ・三井物産
  屋上に太陽光パネルを設置
  東西の窓に遮熱フィルムを貼付
 ・日立製作所
  窓にツタを使ったグリーンカーテンを設置
 世田谷区役所は世田谷区内最大の事業者でありながら、今のところ、このような節電策は打ち出しておりません。
 照明を間引きする、エレベーターの稼働率を落とす、施設の区民への貸し出しを制限する、等、短期的な「緊急」節電策に終始しています。
 
 お年寄りや子供など、熱中症にかかるリスクの高い方々、いわば「節電弱者」に配慮が必要なのは言うまでもありません。
 と同時に、中・長期的な電力不足が懸念される中、省エネ化は、世田谷区役所にとっても極めて当然の仕事ではないでしょうか。
 
 役所は、往々にして部門ごとの縦割りの組織。
 部門をまたいで、事業体全般で省エネ化をはかるといったような仕事が苦手です。
 この機に、やれなければいつやれるのでしょう。
 区役所が部門横断的に電力の削減、電力コストの削減に取り組むよう、提案をしていきたいと思います。
   

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コメント5件

  • pluto より:

    真夏の昼のピークについて、
    家庭の電力は全体の13%なので節電では大きな比重ではないのですが、エアコンのピークは大きく影響すると言われています。
    今年の夏のエアコンは30度と扇風機にするつもりです。
    ピーク時間がリアルタイムで通知があり電力を1割下げると電力ポイントもらえるようなサービスがあると良いのですが?

  • kouji より:

    コメントのコメントになりますが、
    デマンド監視はさまざまな企業が商品化しているので、今後まだ未導入の企業も導入されていくことでしょう。役所が未導入なら今すぐにでも導入を、また中小企業への導入支援も考えて欲しい。
    電力ポイントは誰が原資を負担するかが課題かも。

  • pluto より:

    今年の夏のピーク電力問題は、世田谷区で実時間での監視データを区民に通知して、エアコン、パソコン、テレビを止めてもらうのが、今年の対策では有効と思っています。
    そのためには、区長が進めている東京電力から世田谷区の電力の実時間データの公開が一番重要と思います。公開データさえホームページにでれば、通知方法は区民塔からのスピーカ音や、FM世田谷や、携帯などの通知でするのが良いのではと思っています。
    データがリアルタイムで公開されれば、iPhoneのアプリすぐできるのが普通です。インターネットでは電力節電ページはすぐ有志が集まってできるのが普通です。最近のパソコンやテレビはエアコンに負けないほど電力を使うので、ラジオのFM世田谷を大きく利用するようにするのが良いのではと思っています。
    問題の東京電力からの実時間の電力量情報の公開ですが、電力は大きく送電網と配電網に分かれています。発電所は、50万ボルト100万ボルトで発電していますが、それを送電網で高圧(2万2千ボルト)で送電し各地区に分散した配電変電所に渡します。ここで6.6キロボルトにして配電網へ送り、配電網には電信柱があり、電柱の柱状トランスで100ボルトや200ボルトに落として家庭に入れています。つまり各地区にある配電変電所の実時間データを出してもらえばよいのです。世田谷区で東京電力と公開討論会をして出すようにさせることをするのが良いではないでしょうか?
    配電変電所は、世田谷区の行政区画にはみ出る部分もあると思います。3月の計画停電地域に対応すると思いますので、隣接行政区とも協力して公開討論会を東京電力としてはどうでしょうか?
    いま止まっている揚水発電が東京電力に400万キロワットあるので、これを動かせば、6000万キロワットになり、今年のピーク電力も問題ないとの意見もあり、さらに東京には自家発電1600万キロワットもありそもそも電力ピークの問題があるのかどうかも疑わしいと言っているひともいます。

  • pluto より:

    電力系統利用協議会
    電力系統利用協議会のホームページに、配電用変電所の30分前までのデータがオンラインで見れるようです。
    ここは、2006年の家庭の配電網が今後の展開ができるようにするためにできた協議会のようです。
    http://www.escj.or.jp/index.html
    実際にデータを見るには、会員になることが必要のようです。画面が以下のページの
    系統情報サービスで公表する情報のPDFの4ページ目にあります。
    世田谷区の6千600ボルトから電柱の配電網にある配電用変電所があれば、⑥当日:当日の30分毎の値が取れるように書かれています。
    http://www.escj.or.jp/system/index.html
    公的機関も会員になれるように書かれていますが、このデータを一般公開できるかは現在分かりません。
    調べて見られてはどうでしょうか?

  • pluto より:

    電力系統利用協議会
    系統情報サービスページの系統情報サービスで公表する情報(PDFファイル:約755KB)の4ページ目のリンクです。
    http://www.escj.or.jp/system/pdf/information_examples050413.pdf

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