「世田谷の図書館を考える会」の勉強会へ。図書館愛に溢れる皆さんとのディスカッション、楽しかった!
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今日は駅頭活動を終え、急ぎ世田谷区立砧図書館へ。
地元の方にお誘いをいただき初参加でしたが「世田谷の図書館を考える会」が主催する勉強会に参加させていただきました。
桃野は割と図書館へ足を運ぶ機会多い方ではないかな。
「休み」がキッチリとしていたサラリーマン時代に比べると、週末だからといって子ども達と定期的に過ごせるわけではないのですが、幸い、我が家の子どもは数時間、図書館に連れて行くだけでも喜んでくれるので、結果頻繁に足を運ぶことに。桃野も一般的な書店で扱ってない本を借りたり、ちょっと手が出しづらい高価な専門的を本を借りるなどしてお世話になることがあります。
図書館は「地域の地の拠点」の一つでもあるし、そういう大げさな表現でなくても、高齢者の方々や子ども達がお金をかけずに一日安全に過ごせる「居場所」としても大切な存在だと思ってます。もちろん区議会議員として、区立図書館を利用者の皆さんにとってより良いものにしていきたいという思いもありますし。
これまで他区の図書館を視察し、勉強してきたこともありました。
今日の勉強会の講師は世田谷区立図書館ビジョン策定委員でもあった戸田あきらさん。図書館の企画、運営などに造詣の深い戸田さんから、いろいろな問題提起があり、とても勉強になりました。
戸田さんのお話の中で特に印象に残ったのは、
図書館で働く職員の力量を上げていくことが大切。図書館に求められるレファレンス機能が満たされていない場合が多い。図書館の機能を充実させるためには、職員の前向きな意識とアイデア、見識等が必要。
図書館司書という資格は簡単に取れてしまう資格。自分は2ヶ月で取得した。2ヶ月で取得できる資格が、一生食べていく職業の資格と言えるのか。司書の資格が「大学院で取得する資格」という位置付けになり、専門性が高くなれば図書館は変わるのではないか。
「図書館のレファレンス機能の充実のために、司書を配置してほしい」という要望はよく聴くのですが、実はその司書のレベルアップ自体が大きな課題であるという視点。これは初めて伺い、目からウロコでもありました。
講演の後、第二部のディスカッションにも参加させていただきましたが、桃野も区議会議員として、図書館愛に溢れた皆さんから様々な質問を受けるなどして楽しかった!指定管理制度に関する質問が多かったかな。
桃野、図書館のヘビー(?)ユーザーの一人として、そして区議会議員として、引き続き、より良い図書館づくりに取り組んでまいります。
■こちら桃野、時々伺っております。世田谷区立砧図書館。
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