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2025-10-28

肖像画がなくなった件。所管の管理職はいずれも懲戒処分にならず。口頭注意など。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日、世田谷区役所にて「処分の公表」がありました。

以下参照ください。

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これまで、桃野が議会で取り上げてきた肖像画紛失の件に係る処分です。

区長室に掲げられていた(区長の応接スペースに掲げられていました)、歴代区長の肖像画がなくなってしまいました。区はこれを「滅失」と言っています。

ではなぜ滅失したのか。

上記文書に「事故の概要」が記されていますが、区の見解は「移転時に作業員が捨ててしまったのだと推測する」と言うものです。

なぜ、捨てたか。それは(移転先を示す)ラベルが貼ってなかったから。

では、なぜラベルが貼られなかったのか。区は「行き先が決まってなかったのでラベルが貼られなかった(令和7年10月8日企画総務委員会)」としています。

桃野はどうも疑念が拭えません。

行き先が決まってなかったからラベルが貼られなかった。なぜ移転作業中にも関わらず行き先が決まってなかったのでしょうか。そしてラベルが貼られてなかったとして、額装された立派な肖像画を作業員が捨ててしまうでしょうか。

普通に考えれば作業員は「これ本当に捨てるんですか」と区職員に聞いたと思うんですよね。そこで区の職員が「捨ててください」と答えた。このプロセスがなければ捨てないでしょう。

何が言いたいかというと、最初から「新たな区長室には歴代区長の肖像画は持っていかない」という指示があったのではないか。その指示が、伝言の過程で「廃棄」となってしまったのではないか。

この可能性について議会で区長に問いましたが、区長の答弁は「そのような指示はしていない」と言うもの。しかし桃野は今でも釈然としません。

以下、質問と答弁の様子は動画でご覧ください。

そして、今回の処分は、区長室(場所)、肖像画(物品)の管理を所管する管理職が対象になりましたが、いずれも懲戒処分には至らない軽い処分となりました。

地方公務員法に定める懲戒処分は厳しい方から順に「免職」「停職」「減給」「戒告」です。今回の訓告や口頭注意は懲戒処分ではありません。

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1 物品事故(元区長肖像画等滅失)

(1)被処分職員・措置内容

① 参事 50代 男性

訓告

② 参事 40代 男性

訓告

③ 参事 50代 男性

口頭注意

(2)事故の概要

令和6年4月の新庁舎移転前まで、区役所旧第一庁舎3階区長応接室に掲額されていた歴代区長の肖像画及び額縁の計6点について、新庁舎への移転作業時に移転先を指示するラベルを貼付していなかったことから廃棄物品置き場に運搬され、その後廃棄されたと推測されることが令和7年6月に判明した。

(3)処分決定年月日

令和7年10月27日

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