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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2025-09-18

区長がこんな投稿をしてたら被害者はどう感じる?

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日のブログも桃野の議会質問より。

金品が相次いで無くなるなど不祥事続きの世田谷区役所ですが、今度は区施設(新BOP学童クラブ)、区内認可保育園で相次いで虐待事件が起きてしまいました。

そうした事件が連続して起こるのは、やはり役所の組織としての力が減退している証左ではないかと思っています。そしてその組織の力の減退は、そのトップである区長の仕事ぶりとは決して無関係ではないでしょう。

保育園での虐待事件は各委員会で副区長はじめ区幹部が謝罪する様子などが、新聞テレビ等で大きく報道されましたが、その一方で区長は自ら謝罪するでもなく、虐待事件の報道の一部をただコピーして貼り付けただけの他人事のような投稿をX(旧ツイッター)で行っていました。

以下のような発信です。

この保坂区長の投稿には多くの方から批判コメントが寄せられていましたが、私も、区長たる者が、区の不祥事に謝罪や反省を述べることなく、幼稚なコピペ発信をすることに呆れてしまいます。

区長は、このような発信を、仮に虐待被害を受けた家族らが見たらどう感じるだろうかと想像しないのでしょうか。

又区職員はどう感じるでしょうか。

区トップのこのような当事者意識のなさ、そして区長の著書の題名にある「国より先にやりました」と言いたいがために無理を通して道理を退ける仕事ぶりを見せられて、職員のモラルやモチベーションが下がり、区組織の規律が乱れていくのでないでしょうか。

「国より先に」ではなく、区長としてやるべきことを地道に進めてもらわなくては困ります。

桃野の質問に対して区長は、以下内容の答弁でした。

・被害に遭われたお子さんや保護者、関係者に改めてお詫びする。

・原因のさらなる究明と再発防止策の検討を所管部に指示している。

・本件にかかる私のSNSについて、事故を広くお知らせするために、報道を引用するかたちで発信した。

・発信のあり方について省みて改善していきたい

・この発信により区職員のモラルやモチベーション、区組織の規律に影響するとは考えない。

最後の部分「この発信は〜影響ない」は、”区長の理解がこの程度では区組織の活力低下もさもありなん”と感じさせる内容でしたが、とにかく今は「改善したい」という区長の言葉を信じたいとは思います。

質問と答弁の動画は以下。

フルバージョンです。

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