子どもの学力を伸ばすには
今朝の新聞各紙に、2011年の国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果が記事になっていました。
TIMSSは、1995年から4年ごとに実施されている調査。
小学校4年生と中学校2年生に相当する年齢の子どもを対象にした世界的な学力調査です。
小4は50の国と地域、中2は42の国と地域の計50万人が対象。
国内からは無作為で選ばれた約8,800人が参加しました。
日本の順位は小4、中2ともに5位以内で前回調査と同様でしたが、小学生は得点が上昇。
朝日新聞、読売新聞、日経新聞では「脱・ゆとり教育」の影響と見出しをつけていました。
子どもの学習意欲や到達度についても、記事なっていましたが、私が気になったのは、「親の関心」について。
朝日新聞の記事では「親の関心が成績に影響を与えている」としていました。
調査の結果では、日本の保護者は他国に比べて、子どもの勉強ぶりに関心が薄いという傾向を示しているそうです。
中2に「学校で習っていることを親が尋ねるか」と質問した結果では、「毎日・ほぼ毎日」と答えたのは12%で、国際平均(50%)の4分の1。「1回もない・ほとんどない」は国際平均(10%)の倍以上の26%。
さらに、親の関心が低いと成績も低い傾向があるとしており、「毎日」と「1回もない」のそれぞれの回答者の平均得点の差は、最も最も開いている中2数学で37点差、最小の小4理科で11点差です。
やはり子どもは親の関心の強さに従って、「親の思いに沿いたい」と考えるのではないでしょうか。
子どもに学習意欲を持たせるためには、親が子どもの学力に関心をもつべきという事だと思います。
余談ながら、職業柄、政治の世界も同じではないかと思ってしまいました。
子どもの学習になぞらえるのも変かもしれませんが、有権者が関心を持たなければ、政治家の能力も伸びないのではないかと。
日本をよくするためには、国民が政治に無関心ではいけません。
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