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2024-10-30

次の総理大臣は誰?総選挙後の特別国会からいきなり、各党の激しい綱引きが行われる政治状況に。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

総選挙は自民党・公明党の大敗という結果になりました。

衆議院、全465議席で過半数は233議席。

昨日のブログでも書きましたが、自公で215議席(233/215、過半数に18足らず)、野党を当選者の多い順から3党足すと野党3党で214議席(233/214、過半数に19足らず)。という状況です。

与野党拮抗。

選挙結果を受けて。先ずは「政治とカネ」について、民意に沿った新たなルールづくりを!

こちらはNHKのサイト。勢力図がわかりやすいです。

NHK 衆議院選挙2024特設サイト

さて次は「誰が総理大臣に選ばれるか」です。

総理大臣の指名は衆議院での投票、参議院での投票を経て決まりますが、衆参議員での結果が異なる場合は「衆議院の優越」により、衆議院での結果により決定します。

よって、実質的には衆議院議員による投票で総理大臣が選ばれる仕組み。

さて、総理大臣を選ぶ選挙ですが、投票で「過半数を得た人」がいればその人が総理大臣に。もし、1回目の投票で過半数を得る人がいない場合は、上位2名による決選投票。

この決選投票は相対多数。つまり過半数でなくても一票でも相手を上回れば総理大臣ということになります。

自公は自民党総裁の「石破茂」に投票するでしょうが、自公だけでは過半数に達せず。仮にですが、自公+維新、自公+国民で「石破茂」と投票すれば、1回目の投票で石破総理の誕生です。

一方で、これも仮の話ですが野党各党がまとまって野党第一党の代表「野田佳彦」に投票すれば、野田総理の誕生、すなわち政権交代です。

1回目の投票で自公は石破茂。他の野党はそれぞれの党首に投票した場合は、誰も過半数に達せず、2回目の投票へ。

ここから先はどうなるのか。

様々なシナリオが考えられますが、もしも自公は「石破茂」で215。立民・維新・国民の214に何処かから2票が来れば216。残りの票が無効票(上位2名以外の名前を記載など)になるなどすれば政権交代です。

このように総選挙の特別国会からいきなり、各党の綱引きが激しい政治状況になっています。今後、どんな政権が発足しても少数派の声に耳を傾けなければ、権力を行使できない状態。

よく言えば「丁寧な議論」が行われながらの政権運営、悪く言えば物事が決まりにくい「不安定な政権運営」ということになります。

さて、次なる総理大臣は誰か。

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