「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」など、区長や区職員の給与アップとなる条例に対する表決。桃野は7つの議案に反対しました。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は世田谷区議会本会議3日目。珍しいトラブルが起きました。音響機器の故障でしょうか。壇上で質問している議員の音声が急に聞こえなくなってしまい、本会議を中断して休憩。
世田谷区議会。突然、質問者の声が聞こえなくなり議長が休憩を宣言。 pic.twitter.com/PlJbHV5vHq
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) November 30, 2023
議会事務局により、他の機材が議場に持ち込まれてなんとか再開できました。区議10期のベテラン議員が「こんなことは初めて」と言っていたので、きっと世田谷区議会では初めてのことなのでしょう。
ちなみに、世田谷区役所本庁舎は現在工事中。元々の予定では、一期工事が終了し、区議会は今はもう新庁舎に移転しているはずでした。区議会の機材もかなり古くなっているところですが「もうすぐ移転だから」と更新はしていません。こんなところで本庁舎整備工事の遅れが負の影響を与えていると言えますね。
以下、関連ブログ。
工事遅延が相次ぐ世田谷区の本庁舎整備。大成建設と違約金に関する協議がまとまらない場合、「区長は裁判も辞さない覚悟があるのか」と問いました。
そして議会は再開、各議員の一般質問が終了した後、7つの議案の表決が行われました。
「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」など、区長や区職員の給与に関する条例で、いずれも給与アップとなる議案です。
区長の給与を例に挙げると、年間24万2539円の増額(区長については令和6年4月1日支給分から引き上げ)。役所全体の総人件費では、5億5千万円の増額。
我が会派は報酬審議会の委員の選任についてあり方についての疑念、今回区長が自身の給与についてのみ「総合的に判断した」との意味不明は理由で増額を先延ばしにしたこと、現在の社会情勢の中で手厚く身分保証がされている公務員給与の増額には賛成できないこと、そして今の区政運営を見れば区長、副区長ら特別職の給与増額には賛成できないことなどの理由で、給与条例の議案に反対しました。
表決の結果は「自民」、「公明」、「立憲・れいわ新選組」、「都民ファーストの会・あらた」などが全議案に賛成など。上記、7つの給与に関する条例はすべて可決となりました。
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