「ひとり親家庭のための住宅相談会」開催。コロナ禍で厳しい生活を送る方々の一助になれば。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
これまで、シングルマザー、DV被害者(家を出た方)などの経済的に弱い立場にある方への住居確保支援が必要だと議会で取り上げてきました。
「ひとり親」世帯は、そうでない世帯に比べて特に、経済的に厳しい生活を送っている方が多く、新型コロナウイルス感染症の影響で更に収入が減れば、住居の確保に支障をきたすということにもなりかねません。そこは行政がしっかりと福祉的な施策で対応すべき。
以下は桃野の過去ブログ。
【DV被害者にとって、安全安心の住居確保は生活再建の第一歩。区は住居確保支援の取り組みを】(2020.10.08 桃野ブログ)
【コロナで家計急変の世帯に児童扶養手当が届かない。それでも世田谷区には全く問題意識が無い】(2020.11.28 桃野ブログ)
議会でも取り上げ、上記ブログでも書きましたが、世田谷区では”お部屋探しサポート”という事業を行っていて、これはDV被害者世帯、ひとり親世帯の居住支援も対象にはなっています。しかし、これはいわば「民間に繋ぐ」というレベルの話で、区が強く住居確保を支援する仕組みではありません。
桃野は、他自治体で行われている事例(NPOなど民間事業者の取り組み)を挙げ、DV被害者、シングルマザー等の住居支援に積極的に取り組むべきと区に求めて来ました。
そうした中、2月9日の都市整備委員会で区から「ひとり親家庭のための住宅相談会の開催について」の報告がありました。区としての支援がまだ十分では無いという印象はまだ変わりませんが、こうした相談の場が設けられるのは良いこと。是非多くの方にこの相談会を活用して頂きたいと思います。
【ひとり親家庭のための住宅相談会(主催/JKK東京、共催/世田谷区】
・申込方法
事前予約制です。JKK東京へ電話でお申し込み下さい。03-3498-9068(日曜・祝日を除く9:30-18:00)
・申込期間
2021年2月16日(火)〜3月1日(月)
・会場
烏山区民センター 第3会議室(世田谷区南烏山6-2-19)
・対象
区内在住のひとり親世帯の方(18歳未満のお子さんがいる方)
・定員
12名(事前予約制)
・JKK東京について
JKK東京「東京都住宅供給公社」は東京都が全額出資する特別法人。全ての物件で「礼金」「仲介手数料」「更新料」無し。ひとり親世帯は収入審査の緩和あり(児童育成手当、児童扶養手当を月収額に合算して収入審査を受けることが可能)
・世田谷区の公社住宅(一例)
コーシャハイム久我山 1DK〜 家賃(月額)95,400円〜
烏山北 2LDK〜 家賃(月額)62,300円〜
烏山松葉通 2K〜 家賃(月額)48,900円〜
南烏山3丁目 3K〜 家賃(月額)86,000円〜
コーシャハイム千歳烏山 1DK〜 家賃(月額)108,600円〜
コーシャハイム芦花公園 1DK〜 家賃(月額)98,500円〜
豪徳寺 2K〜 家賃(月額)46,500円〜
コーシャハイム太子堂 1DK〜 家賃(月額)104,300円〜
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