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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2023-09-25

例えば「役所に行かずスマホで手続きできて助かる」など。区民の暮らしが便利になった、との成果を出すこと。世田谷区長、そしてDX担当副区長の責務です。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日のブログも先の区議会代表質問より。

世田谷区のDX(デジタルトランスフォーメーション)に関する取り組みについても取り上げました。

先ずは昔話から。昨年(2022年)6月13日の代表質問の際、桃野は、当時新たにDX担当副区長に就任した松村副区長に対し「二十三区で初のIT企業出身の副区長と新聞等で報じられ、世間の注目度は高いと感じる。注目度は勢いにつながる。ぜひDX副区長としてロケットスタートを決めてください」と述べました。そして「民間企業と同様のスピード感で実現する施策についてもお示しください。まず何にいつまでに取り組むのか」と質問しました。

その際、松村副区長は「ICT環境の整備や活用が十分でなく、早急にキャッチアップしなければならないと感じている」等と答弁しています。

◾️以下は当時の松村副区長のX(旧ツイッター)。

では、あれから一年以上経った今、進捗はどうでしょうか。

DXというレベルのものでもありませんが、今年3月の予算特別委員会で桃野が、区職員が利用しているPPAP(パス付きZIP)について、時代遅れ、やる意味も希薄、やめるべきだとの趣旨で提言し、所管課長はその際「来年度新たな方式に移行」と言っていましたが、いまだ変化はありません。

◾️以下、関連ブログです。

世田谷区役所は「PPAP」やめます。桃野が先の予算特別委員会で提言。小さな「改善」ではありますが、こうしたことも日々コツコツ取り組んでいます。

AIチャットボットの導入やLINEの活用は、世田谷区でも前進していますが、これは松村副区長が就任する数年前から、我が会派も含めて議会から提言されていた内容ですから、DX副区長ならではの新たな取り組みという風には受け取れません。

914日の東京新聞によると、江戸川区が、メタバースと呼ばれるインターネット上の仮想空間に区役所を設け、窓口での相談や申請手続きも可能にする取り組み「メタバース区役所」を始めるそうです。齋藤江戸川区長の「自宅から相談や申請手続きができることが究極のバリアフリーになる。障害のある人や寝たきりの人、ひきこもり状態にある人など誰もが同じ質のサービスを受けられるようにしたい」とのコメントも記事になっていました。

これまでに松村副区長は、渋谷区はDXの先進自治体であり、手本としていきたいとの考えを示し、昨年7月には当時、DXの取り組みを牽引していた民間出身の澤田副区長と面談し、今後も継続して意見交換、情報交換させていただくとことになったと言っていました。

では、1年以上を経て、先進的な渋谷区との差は多少縮まったのでしょうか。松村副区長をDX副区長に迎えて一年以上が過ぎましたが、我が会派としては、当初松村副区長に申し上げた「ロケットスタート」、「民間企業並のスピード」を感じられません。

この一年で、取り組みのスピードが上がらない要因は一体どこにあるのでしょう。世田谷区長は区トップの立場で、松村副区長がDXを推進しやすい環境を作っているのでしょうか。

例えば。

DX といえば、政府によるマイナンバーカードを活用したDXの取り組みもまだ緒に着いたばかり。いわばトライアンドエラーによる改善が必要な段階と言えるでしょう。

一方、区長のSNSを見ると、区長はマイナンバーやマイナンバーカードがお好きでないのか、トラブルが起きた際の報道を頻繁にリツイートしたり、時に自身もマイナンバー制度に関連して批判的なツイートをしたりしています。

松村副区長へのインタビュー記事にはこんなことが書いてありました。

「役所は安定性を求め、失敗しないように運営してきたところがある。そのような組織が、DXで新しいことに取り組む。当然、すぐにはうまくいかないこともある。(中略)失敗しても問題ではないという雰囲気を職員に持ってもらう」

なるほど。世田谷区の「DX推進方針ver.2(案)」にも”トライアンドエラー”と書いてあります。

新たなDXの取り組みを萎縮させているのは区長ということはないでしょうか。保坂区長の下で松村副区長以下、区職員は「失敗しても良いからチャレンジせよ」のDXに取り組むことはできるのでしょうか。

要は、世田谷区のDX の取り組みは他自治体に比べて非常に遅いのではないかということ。例えば、区民の皆様が区役所に対して行う申請や届出などの様々な手続きを、一歩でも二歩でも便利にすることができているのかということ。

桃野からの質問に対して、松村副区長は以下の答弁。※答弁の中から要点を抜粋しました

DXの推進を加速するためには、職員のマインドセットの再定義の必要性を感じた。

サービスデザイン、デジタルファースト、柔軟なワークスタイルの3つの考え方・アクションにより、区役所が問題発見・解決型組織にかわっていくことが不可欠であると考え、「世田谷区DX推進方針Ver.2」(案)に取り入れた。

今後は、このマインドセットを元に、職員が失敗を恐れず、サービス向上にチャレンジし続けることでDX推進が加速するように取り組む。

そして、所管部の部長からは以下の答弁。※こちらも要点の抜粋です。

2年間で重点的に取組むプロジェクトや、DX推進を更に加速するための考え方を示した「世田谷区DX推進方針Ver.2」(案)を、区長からの指示をいただきながら、区の方針として策定し、全庁をあげて取り組んでいる。

DX推進の取組み方として、すぐ着手できるものからスモールスタートし、トライアンドエラーによる改善を常に繰り返すこととしている。更なるDXの推進に鋭意取り組む。

「区役所に対する手続きが便利になった」「役所に行かず、スマホで手続きできるのが助かる」などなど、区のDXの取り組みで暮らしが便利になった、と区民が感じるような成果を出す。それが世田谷区のトップである区長、そしてDX担当副区長の責務です。

質問の様子は以下の動画でご覧いただけます。

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