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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2020-10-14

区長の「誰でも〜PCR」が激変した「社会的検査」は10日間で268人検査し陽性者2人。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

世田谷区長が突如「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」とテレビ等でぶちあげ、それが形を変えた末に実施されることになった「社会的検査」。区内介護施設などの従事者を数ヶ月かけ、ぐるっと一周、押し並べて検査するという施策です。この予算が皆様の貴重な税金4億円。

新型コロナウイルス感染症が流行している地域を指定し、そこで繰り返し定期的に検査をするというならまだしも、「数ヶ月かけてぐるっと世田谷区内を一巡」に何の意味があるのか。従来型のPCR 検査拡充(症状がある方など、医師が合理的に判断した上で検査が必要とした方を対象とした検査)や、施設内での感染防止策を支援するため施策に予算は振り向けるべきだと、この社会的検査の予算案に唯一反対したのが、我々の会派「無所属・世田谷行革110番・維新」の4人です(大庭正明議員、田中優子議員、稗島進議員、私桃野芳文)。

この社会的検査について、ある世田谷区議会議員がツイッターで「世田谷区議会は、PCR社会的検査以外にもコロナ関連経費全て包含された形で提示された補正予算を可決したまで」と発信していました。文脈からすれば、「社会的検査には反対でも他の予算まで否定できないので賛成せざるを得ない補正予算案だった」ということなのでしょう。

でも、これは正確ではありません。正確でないどころか、これでは我々の会派の議会での提案がまるで無かったことになってしまいます。

区長のいう「社会的検査」は区議会がそのための補正予算を通さない限り実施できません。とはいえ10月議会で区長から提案された補正予算には、この社会的検査以外の予算も含まれていました。つまりこの補正予算を否決すると、社会的検査以外のコロナ対策も止まってしまいます。そこで、我々の会派は、この社会的検査の予算を、他のコロナ対策、まさに従来型のPCR 検査の拡充や、施設内での感染防止策を支援するための予算に振り向けるという対案を動議として提案し、他会派に賛同を求めたのです。ところがこれに賛同する議員は居ず、結果は否決。


こちらは参考ブログ↓

補正予算の組み替え動議は残念ながら否決。区長のいう”社会的PCR検査”は実施へ】(2020.09.18 桃野ブログ)

区長のいう社会的検査は、全く科学的ではないし、税金の無駄遣いですから、これは何とか止めて適切な施策に方向修正させたかったというのが桃野の、そして我々の会派の意思でした。決して「他の施策も包含された予算だからしょうがない」と指を加えて見ていたわけではありません。これは多くの区民の方にご理解いただきたい事実です。

さて、この社会的検査。既に始まっているのですが、区はその進捗状況を区のホームページで公開することにしたようです。本日(2020.10.04 )15時時点の画面をスクリーンショットすると以下。10月2日から10月11日までに14箇所の施設を対象に、268人を検査して、2人が陽性とのことです。関係者によるとこの2人はいずれも無症状、濃厚接触者は0人、該当の施設では人がよく触れるところをアルコール等で拭うなどの作業をした上で、通常通りの営業をしているとのことです。

これまで何度も指摘していますが、検査で陽性の結果でも偽陽性の可能性は否定できません。そして、区は26,000人を対象に23,000件の検査を行うとしていますが、検査数は10日間で268人。一体どれくらいの時間をかけて「ぐるっと一周」するつもりなのでしょうか。ちなみに、先の決算特別委員会で桃野が、区内がどのような感染状況になったら「この社会的検査はもう止めても良いとなるのか」と問うた際、副区長からは「状況次第」というような良くわからない答弁でした。

PCR検査はその時点の陽性/陰性を判定するもの。区長の言うように「感染者を集団から引き離すことで感染拡大を防ぐ」のであれば、対象者に、できるだけ間を空けず繰り返し検査(毎日検査、1、2週間ごとに検査など)しなければ意味はありません。

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