「令和元年度の決算認定」に賛成。桃野は会派を代表し壇上で意見を述べました。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は、世田谷区議会第三回区議会定例会の最終日。先の決算特別委員会を経て「令和元年度世田谷区一般会計歳入歳出決算認定他4件」の意見開陳、表決が行われました。
我々の会派「無所属・世田谷行革110番・維新」は「令和元年度世田谷区一般会計歳入歳出決算認定他4件」に賛成。桃野は会派を代表し壇上で意見を述べました。(ちょっとややこしいですが、世田谷区の「社会的PCR検査」は令和2年度の補正予算。我が会派は反対しました)
本日のブログから順次、その賛成理由についてご報告します。
令和元年度の予算にて、我が会派が重視していたのは、二つのテーマでした。
1)本庁舎災害対策機能の整備
2)児童相談所の開設
本日、桃野は本会議にて「1)本庁舎災害対策機能の整備」に関し、以下内容を述べ決算認定に賛成しました。
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新型コロナウイルス感染症は今、社会の形を変えています。人と人が顔を合わせること、人が集うことの意味、その必要性に対する考え方も大きく変わりつつあります。一年前、ズームやマイクロソフトチームスなどのオンラインツールを使って会議をした経験のある議員、区職員がどれだけいたでしょうか。
今でもそう多くは無いのかもしれませんが、少なくとも議会の様子は変化しました。世田谷区議会では、本会議場に入る議員の数を制限し控え室でのテレビ視聴に議員数を割り振るなどの運用が行われています。他自治体では、条例を改正し、オンラインでの委員会出席を認めるようにした議会もあります。
本庁舎整備は420億円以上の事業費を要する事業ですから、財源の確保、又そこに直結する世界経済の見通しについても注視し、柔軟に対応していかなければなりません。10月14日の日経新聞等が、国際通貨基金(IMF)による最新の経済見通しを報道しています。それによると、2020年の世界の成長率見通しは前年比4.4%減。日本の成長率も2020年は5.3%減と落ち込み、21年も回復の勢いは鈍いとしています。
本庁舎整備については、現庁舎の意匠等への区長の強いこだわりと、本来必要とされる本庁舎整備の要件に挟まれ、これまで事務方職員が苦しみながらも練り上げてきた整備計画には一定の評価をしています。一方でこれまで述べた社会の変化に対応することも必要です。加えて、これまで我が会派が述べてきたように、整備費用の大幅な縮減と感染症を含む災害対策機能の強化を両立する必要に迫られた場合は、区一丸となって速やかにその状況に対応しなければなりません。これらの点について改めて要望いたします。
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「2)児童相談所」については次回ブログでご報告します。
意見開陳の動画は「世田谷区議会」のサイトからご覧頂けます。1時間10分36秒まで早送りすると桃野の登壇部分になります。
世田谷区議会のサイト「令和2年第3回定例会 10月16日本会議」
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