区民の皆様と、認知症になっても安心して暮らせる社会をつくっていきたい。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
先日、新聞にこんな記事が出ていました。約0.9%の方が”未発見”ということですから、正直驚きました。
24年には認知症の1.8万人が行方不明に。うち171人は25年末時点でも「未発見者」の状態。世田谷区では令和2年に「認知症とともに生きる希望条例」をつくった。区民と共に認知症になっても安心して暮らせる社会をつくっていきたい。https://t.co/OUD9Lpdp36
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) May 4, 2026
2024年の1年間で認知症の約1万8000人が行方不明になり、そのうち171人は2025年末時点でも行方不明者届が解除されない「未発見者」の状態にあるそう(発見されても家族から警察に連絡がないケースが含まれている可能性あり)。
171人の内訳は80歳以上が115人、70歳代が46人、60代が8人、50歳代が一人、40歳代が一人。そして男性が87人、女性が84人。

もちろん、当事者の思いやプライバシーの問題もあるけど、最近はGPS機能を付加した携帯電話等あるので、そういうものも活用して行方不明にならないような状況は整えておくことが良いかなと思います。
そしてやはりご近所さんとの平素からのお付き合いも大事にしたいところ。「おかしいな」と感じたら声を掛け合えるような関係性を周囲の方々と持っておくことも大事ですよね。
以下「政府広報オンライン」から転載。
【認知症とは?】
「認知症」とは、様々な病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に変化し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障を来した状態をいいます。
我が国では高齢化の進展とともに、認知症と診断される人も増加しています。65歳以上の高齢者を対象にした令和4年度(2022年度)の調査の推計では、認知症の人の割合は約12%、認知症の前段階と考えられている軽度認知障害(MCI※)の人の割合は約16%とされ、両方を合わせると、3人に1人が認知機能にかかわる症状があることになります(下図参照)。なお、軽度認知障害のかた全てが認知症になるわけではありません。
また、65歳未満で発症する認知症は、「若年性認知症」と呼ばれます。若年性認知症の発症年齢は平均54歳と若く、女性が多い高齢者の認知症と違い、男性が女性より少し多いという傾向があります。今日、認知症は、誰もがなり得ると考えられています。
- ※MCI=Mild Cognitive Impairment
- 記憶障害などの軽度の認知機能の障害が認められるが、日常生活にはあまり支障がないため、認知症とは診断されない状態。MCIの人のうち年間で10%から15%が認知症に移行するとされている。
・65歳以上の高齢者における認知症の現状(令和4年(2022年)時点の推計値)

世田谷区では令和2年に「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」(令和2年10月施行)をつくりました。その第4条で区の責務として以下定めています。
第4条 区は、基本理念にのっとり、認知症施策を総合的に推進する責務を有する。
2 区は、認知症施策の実施に当たり、常に本人の視点に立ち、本人及びその家族の意見を聴かなければならない。
3 区は、本人が希望を持って暮らしていくことができるよう、地域で支援する体制を区民等と築くとともに、国及び他の地方公共団体と連携してこれに取り組むものとする。
65歳超の3人に一人が認知機能に関わる症状があり、症状を持つ方の割合は歳を重ねるごとに増えていきます。誰しもが当事者になる可能性があるわけです。
区民の皆様と共に、認知症になってもならなくても安心して暮らせる社会、をつくっていかなけばと強く思います。












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