「二十歳のつどい」へ。二十歳の若者が生まれた2003年は、まだスマホもない時代。5年、10年で世の中ごろっと変わる。そんな時代の若者達です。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は成人の日。世田谷区では成人式ならぬ「二十歳のつどい」を開催しました。民法改正で成人となるのは18歳ですが、東京の23区では全ての区で二十歳を対象にした式典を開催したようです。
以下関連ブログ。
【世田谷区では成人の日に「二十歳のつどい」開催です。一方、民法改正で十八歳から成人。ローンは組める?飲酒は?結婚は?養子は迎えられる?】(2023.01.07 桃野ブログ)
世田谷区の「二十歳のつどい」は区内にある日本大学文理学部百周年記念館をお借りしての開催です(世田谷区民会館が改築中)。
好天に恵まれ、晴れ着姿の若者達が華やかでした。女性は振袖、男性はスーツを着ている方が多かったかな。
コロナのことも関係あるのかないのか。全体的に今日の式典は静かな雰囲気だったように思います。
いいか悪いかはさておき、例年こうしたイベントでは、区長が式辞を述べている際などもかなり会場内がざわついていて、そこかしこで雑談が聞こえてきます(式辞や来賓挨拶なんぞ真剣には聞いちゃいませんという若者の気持ちもわからないではない)。
でも、今日は比較的、会場内での雑談などが聞こえてこないような気がしました。人が集まる屋内では会話を控えるということが定着しつつあるのかもしれませんね。
式典会場から、道路を渡ると、外会場となっています。下の写真で左の輪で囲んだところが、式典会場。右の輪で囲んだところが外会場。正面出入り口から出て道路を渡った外会場で若者達が友人らと会話を楽しんだり、写真を撮ったりできるようにという配慮でしょう。式典会場前に人が溜まらないよう考えたレイアウトなのだと思います。
記念ボードはこんな感じで2箇所。桃野が見る限りでは、あまり使っている人はいなかったような。一時期「インスタ映え」という言葉が盛んに言われてましたが、こういうボードもあっという間に使われなくなってしまったのかな。どうなんだろう。
SNSも含めて、ついこないだ流行っていたものが、あっという間に廃れてしまう世の中です。今年、この二十歳のつどいに参加している若者達が生まれた2003年はまだ日本でスマートフォンを持って歩いている人などいない時代。当然、LINEもTikTokもまだありません。スマホを使って仕事や暮らしの各手続ができる世の中が到来したのはここ十年ぐらいの話です。
あっという間の進歩。十年で世の中がごろっと変わる。二十歳の若者達はそういう時代を生きてきたんですよね。
新しいものをどんどん生み出して、新しいものをどんどん使いこなしていく。力強く進んで世の中をもっと便利に、そして様々な社会課題を解決して世の中を良くしていく。20代の若者達は、そんな力を持っているに違いありません。
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