不登校は一つの選択肢。必ずしも否定されるべき行動ではありません。一方で、学校が子ども達にとって安心、安全に過ごせる場所であることは大前提。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
台風が関東地方に接近するまさに当日ですが、明日(9/20)から世田谷区議会本会議が始まります。既にブログでご報告していますが、明日9月20日(火)は15時40分頃から、桃野の会派「無所属・世田谷行革110番・維新」の代表質問が予定されています。
質問項目は以下。
1)学校給食完全無償化はいつやるのか、その財源はどうするのか
2)地域行政推進条例案は区民の役に立つのか
3)行政におけるDXの課題点について
そして、桃野の一般質問は明明後日、9月22日(木)15:20頃からの予定。
質問項目は以下です。
1)世田谷区立小中学校は子ども達が安心、安全に過ごせる場所と言えるか
2)世田谷区立小中学校における熱中症などへの対策について
3)児童養護施設退所者等支援事業の拡充について
桃野の今期、区議会議員3期目は「子ども、学校」がキーワードになる質問を多く取り扱って来ました。今回も大きく2問がそのような質問になります。
そして「1)世田谷区立小中学校は子ども達が安心、安全に過ごせる場所と言えるか」は不登校に関連した質問。令和4年3月の「第2次世田谷区不登校支援アクションプラン 」によると、世田谷区立小中学校における不登校児童・生徒は令和2年度は968人。1000人近い子ども達が不登校の状態にあります。
学校に行かないというのは一つの選択肢。必ずしも否定されるべき行動ではありません。その一方で、学校がどんな子どもにとっても安心、安全に過ごせる場所であることは大前提。今回は子ども達が安心、安全に過ごせる学校であるために必要な施策について取り上げます。
そして以下は、今回の桃野の質問とは直接関係ありませんが、世田谷区の不登校相談・支援のご案内。
我が子が、又知り合いの子どもが「学校に行かない」「学校に行きたくても行けない」となれば、悩んだり、不安に思ったりする方が多いでしょう。当然のことです。そんな時は一人で悩まず、学校や教育委員会、関連機関にご相談ください。世田谷区では不登校の児童・生徒への支援策を様々用意しています。
■総合教育相談ダイヤル(電話:03-6453-1520)
教育に関する様々な相談を受付けます。 子どもも、保護者も利用できます。匿名でも相談できます。
受付時間:月〜金曜日 、午前9時〜午後7時(祝・休日、年末年始を除く)
■教育総合センター 不登校支援窓口(電話:03-6453-1523 / ファックス:03-6453-1534)
不登校で悩む子どもや保護者の相談窓口です。匿名でも相談できます。
受付時間:月〜金曜日 、午前9時〜午後5時(祝・休日、年末年始を除く)
■教育総合センター 教育相談(来室相談、電話:03-6453-1524 / ファックス:03-6453-1534)
専門の相談員が配置され、保護者の相談にお応えしながら、子どもに対しても心理的な支援を行っています。保護者が直接お申し込みください。来室相談には予約が必要です。
受付時間:月・水・金曜日は午前9時〜午後5 時、火・木曜日は午前9時〜午後6時(祝・休日、年末年始を除く)
■スクールカウンセラー
全ての区立小・中学校に、スクールカウンセラーが配置されています。スクールカウンセラーは子どもや保護者から話を聞き、教職員と協力して必要な支援を考えます。相談の予約は各学校を通じて行ってください。
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