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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2022-07-14

浜松市の「デジタル・マーケティング戦略」。受け手の年齢や物理的距離を勘案してデジタルと非デジタルを組み合わせ。情報伝達が効果的かどうか分析も。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

7月13日(水)、14日(木)と世田谷区議会企画総務委員会のメンバーで浜松市、神戸市を訪れています。

昨日は浜松市役所へ。

「浜松市デジタル・マーケティング戦略」をテーマに、その取り組みを学んでいました。

役所の情報発信といえば、「紙」を使ってのものが中心になりがち。民間企業と比べて「紙からデジタルへ」の移行も遅れている自治体が多いのでは無いでしょうか。我が世田谷区もまだまだ紙、紙、紙、と言ったところです。

世田谷区では先日、民間企業出身の「DX担当副区長」をおき、「紙からデジタルへ」にも積極的に取り組んでいるところです。

今回の視察で、浜松市の取り組みから学ぶところがたくさんありました。例えば「ターゲットに合わせたデジタルの活用」。

行政と住民のコミュニケーション、プロモーションに関連して「どんどんデジタルに移行いていく」というわけではなく、デジタルや非デジタル(紙や対面)をバランスよく組み合わせていこうという取り組みです。

浜松市は伊豆半島丸ごとに匹敵する市域を持ち、その広い範囲に市民が住んでいることになります。更には市外、県外、首都圏や海外に向けた情報発信もある。その中で、発信側と受け手側の物理的距離を考慮して効果的に情報を届けるための「比率」を設定するとのこと。

年齢も考慮。一般的には若年層向けにはデジタル比率を高くし、高齢層には紙などの非デジタルを併用して情報を届ける使い分けも行っているとのことでした。

そして、こうした情報伝達がどれほど機能しているか、(情報を)「作る」「届ける」「分析する」を繰り返す。

作る:3

届ける:6

分析する:1

3:6:1の予算配分で事業を組み立てることを「サーロインの法則」と呼び、情報がターゲットに届いているかどうかを計測・分析する事業にも取り組んでいるとのことでした。

情報伝達もそうですが、事業の効果を測定し、常に改善を加えていくことが大切。世田谷区でも取り組むべきことだと改めて感じます。

写真は浜松駅前の家康くん。市庁舎内含めて、市内の各所に家康くんが居ました。多くの浜松市民に愛されているようですね。

来年の大河ドラマは「どうする家康」。これを機に浜松市のシティプロモーションにも力が入っているようです。

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