新副区長はサイボウズ社出身。民間企業の第一線で活躍されていた方を副区長に迎えるのは世田谷区政で初めてのことです。今後に期待。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は世田谷区議会第一回臨時会最終日。「世田谷区副区長専任の同意」の議事がありました。
現在、世田谷区行政はトップに区長、その区長を支える副区長は2名、の体制でしたが、本日3人目の副区長について区長から推挙があり、全議員賛成の「同意」の上で選任されました。
新副区長は、松村克彦さん。昭和39年生まれの現在57歳です。
松村さんは、東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了後、日本興業銀行(現・株式会社みずほ銀行)に入社、その後サイボウズ株式会社へ。サイボウズ社で「社長室クラウドソーシャルデザイナー」を務めておられました。今後は、世田谷区の行政の中で、DX (デジタル・トランスフォーメーション)の分野を専門的に担当されます。
本日は、議会の同意の後、松村新副区長より「少子高齢化時代を迎え、デジタル・トランスフォーメーションがより一層、その重要性を増している。その中で責任の重さを痛感している。区民の幸せな生活のために自身の知識、経験を活かしていく所存」との挨拶がありました。
世田谷区政において、民間企業の第一線で活躍されていた方を副区長に迎えるのは初めてのことです。桃野は民間企業で16年間仕事をした後、議員になりましたが、その経験から「新副区長はこれまでの職場とは違う”役所文化”の中で戸惑うことも多いのではないか」と感じます。それでもどんどん進んでほしい。
民間企業のスピード感、柔軟性、目標達成に対する意欲など、是非、役所文化に良い意味で波風をおこしながら、区政におけるデジタルトランスフォーメーションを進め、区民の暮らしをより良いものにしていってもらいたいと思います。
桃野も新副区長に、議会から、区民のための建設的な提案をして参ります。今後、世田谷区政がどう変化していくのか。良い方向に進むと期待しています。楽しみ。
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