区立中学校に「清涼飲料水の自動販売機設置」はあり?なし?
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
区立中学校に清涼飲料水の自動販売機はあり?なし?
世田谷区のお隣、狛江市では公立小学校、中学校全校に飲料の自動販売機が設置されているそう。こちらは2017年と古い記事ですが狛江市の小学校全校に自動販売機が設置された際のニュースです。
【災害時に飲料・食品を児童へ 都内初、狛江市立小に対応自販機】(2017年6月14日、産経新聞)
世田谷区立の小中学校ではこれまで唯一、世田谷区立桜丘中学校に飲料の自動販売機が設置されていました。桜丘中学校は校則を全廃し、何事も生徒の自主性を尊重する教育方針で全国的にも注目を集めた学校です。世田谷区長もこうした教育方針を絶賛し、当時の桜丘中学校の校長と共にイベントを行うなどしていた経緯もあります。
おはようございます。昨年、11月30日、1000人が申し込んだ教育シンポジウムが本になりました。世田谷区率桜丘中学の西郷校長、尾木ママ、吉原毅麻布学園理事長のお話を私が進行しました。4月2日、小学館から新書で発売されます。https://t.co/bhgYA7z59g
— 保坂展人 (@hosakanobuto) March 27, 2020
桜丘中学校の自動販売機も生徒会総会で設置要望が出されるなど生徒主体で進んできたもので、令和4年6月1日から1台の自動販売機が校内に設置されています。(令和4年6月1日から令和7年3月31日まで、2年10ヶ月の試行設置期間が定められています)
ところが本日の文教委員会にて、試行設置期間が終了するので設置を終えるとの報告がありました。委員会資料を見ると販売本数は減少傾向ですが、桃野が質疑を通じて確認したところ、事業者からの設置終了意向ではなく、あくまで世田谷区教育委員会の判断によるものだそうです。
以下に資料を添付しますが、資料を読んでも自動販売機があることで特段のトラブルや不都合があったわけでもないようです。要は期限が来たので撤去ということのよう。
生徒の自主性を重んじる学校として世田谷区長も絶賛していた学校で、生徒会からの動きで設置された自動販売機。それがこのようにさしたる検証もなく撤去されてしまうことに違和感を覚えます。問題があったのならあったと明らかにすべきだし、特段の問題がないのなら引き続き設置されて然るべきではないでしょうか。
今日はアドベンチャー in 多摩川。子ども達が最後まで一生懸命オールを漕ぐ姿に感動です。桃野は裏方で全力サポート。雨に濡れても楽しかった! 所管課長と意見交換。犯罪被害に遭うリスクを下げるために何ができるか。一つはアポ電対策。そして自身の経済状況を無闇に話さないことも大事な対策。 今期最後の本会議。我会派「無所属・世田谷行革110番・維新」(=F行革)は、一般会計予算に反対。保坂区政に対し「反対」の強い意志を示しました。 新型コロナ。先日お伝えした「東京都による有症状者への抗原定性検査キット無料配布」の対象年齢が「20歳代・30歳代」に拡大されます。 政治が「収入が激減した世帯」の生活を支えるのは当然。こうした制度も是非ご活用下さい。
コメントを残す