美容医療。施術の失敗も事業者の倒産もあります。リスクもしっかり考えた上で契約を。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
昨日(8/19)の日経新聞に「ブラジル 腹筋求め高額施術 美容手術数世界トップ」との記事が掲載されていました。
ネット版は以下(記事全文を読むには会員登録が必要です)。
闇、、、「南東部ミナスジェライス州の内陸にある町は”美容整形の都”と宣伝して格安の手術を提供するが、失敗が起きたとして多数の訴訟も抱えるという。」→ブラジル、割れた腹筋求め高額施術 美容手術数世界トップ – 日本経済新聞 https://t.co/XydX5CdCFP
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) August 19, 2025
記事によると「ブラジルは美容整形大国で、2024年の外科手術件数は約235万件と世界首位。2位は米国」とのこと。そして「低所得者層向けの手術をうたう事例があり、格安の手術を提供するも失敗が起きたとして多額の訴訟を抱えている」と警鐘を鳴らしています。
桃野は、かつて議会で「医療脱毛や二重整形などの美容医療に関する消費者トラブル」を取り上げたことがあります。以下、関連ブログ。
【国民生活センター発表。医療脱毛や二重整形などの美容医療に関して、全国の消費生活センターなどに昨年度寄せられた相談は3709件。過去10年で最多】(桃野ブログ)
上記ブログは2年ほど前のものですが当時のデータでは、全国の消費生活センターなどに寄せられた医療脱毛や二重整形などの美容医療に関する相談において、契約当事者の約8割が女性、年代別は20代が最多でした。
そして先日はこんなニュースも。
【発表】「ミュゼプラチナム」運営会社が破産 脱毛サロンで過去最大の負債にhttps://t.co/YfC9g7OwUC
業況悪化に歯止めがかからず、従業員への給与未払いなども発生。3月には全店の一時休業を発表していた。未施術の顧客を含めた債権者約20万人に対して、負債総額は約260億円が見込まれる。 pic.twitter.com/aIgnrOxoFO
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 18, 2025
美容医療を全面的に否定するわけではありません。でも施術の失敗もあるし、事業者の倒産もあります。リスクも含めてしっかり考えた上での契約をお勧めします。「今だけ割引!」など契約を急がせる文言には乗せられないようにしましょう。
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