区長が違法に自宅を建築したのでは、との疑義があればそれを取り上げるのは当然。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
今日から「令和7年第4回世田谷区議会定例会」。今年最後の定例会が始まりました。
今日は先ず「共産党」、「自民党」、「立憲・無所属・愛」の各会派の代表質問。
その後に「みやかおり議員に対する懲罰」について、懲罰特別委員長報告と表決が行われました。
「みやかおり議員に対する懲罰」については以下、関連ブログをご覧下さい。
こちらは、大庭正明議員により提出された処分要求書。

区長に対し”区長の自宅は違法建築ではないか”厳しく迫る大庭議員の質疑に対して、みやかおり議員が、
・(大庭議員の質疑は)区長のプライバシーを侵す質疑である
・聞くに堪えない
・不快に思う区民がいるので委員長から大庭議員を注意してほしい
との趣旨で発言をし、それに対して大庭議員が「議員の自由な発言を妨げようとするものだ」と処分を求めたものです。
本日、表決が行われたのですが、結果は「懲罰を課さない」ことが賛成多数で決まりました。
・賛成(懲罰を課さないことに賛成)→青
・反対(懲罰を課さないことに反対)→赤


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懲罰を課すべきとしたのは、我が会派の4議員のみ(大庭正明議員、田中優子議員、稗島進議員、私桃野芳文)の結果。
懲罰特別委員会の議論では「発言には問題があったが、懲罰を課すまでとは言えない」という意見が大勢だったように思います。
表決の結果は「懲罰を課すべき」と考えていた我が会派としては残念。しかし、今回の件を通じて改めて議員の質問権を制約するような言動は慎むべきとの認識、そして行政のトップである区長が違法に自宅を建築したのではないかとの疑義があればそれを取り上げるのは当然で、それは決してプライバシー侵害ではないという認識は、多くの議員と共有できたように思います。
(アホ、馬鹿などの無礼な言葉を使ってはいけないのは当然ですが、それは次元の違う話。念の為に付記しておきます)













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