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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2020-08-07

文科省が最新の知見に基づき作成した新型コロナ対策マニュアルです。「学校の新しい生活様式」

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

昨日、文部科学省が【学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2020.08.06 ver3)】を公表しました。

文科省が最新の知見に基づき作成した新型コロナ対策の為のマニュアルですから、学校の教職員のみならず、保護者や生徒児童の皆さんもご一読頂ければと思います(子どもにも要点をわかりやすく伝えておくなどが良いと思います)。

上記マニュアルで文科省は以下、示しています。

これまでの事例からみる限りでは、学校関係者(幼児児童生徒・教職員)に感染者がいたとしても、「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル ~「学校の新しい生活様式」~」にしたがって感染症対策を行っていた場合には、学校内で感染が大きく広がるリスクを下げることができると考えられます。

■教育現場での負担が大きいと指摘されていた予防的な消毒活動については以下。

  • 床は、通常の清掃活動の範囲で対応し、特別な消毒作業の必要は無い。
  • 机、椅子についても、特別な消毒作業は必要無い。
  • 大勢がよく手を触れる箇所(ドアノブ、手すり、スイッチなど)は 1 日に1回、水拭きした後、消毒液を浸した布巾やペーパータオルで拭く。
  • トイレや洗面所は、家庭用洗剤を用いて通常の清掃活動の範囲で清掃、特別な消毒作業の必要は無い。
  • 器具・用具や清掃道具など共用する物については、使用の都度消毒を行うのではなく、使用前後に手洗いを行うよう指導する。

■マスクの着用については「登下校中も含めて絶対に外さないように」と誤った指導がされているとの声も桃野のもとには届いていましたがマニュアルでは以下示されています。

マスクの着用について 学校教育活動においては、児童生徒等 及び教職員は、身体的距離が十分とれないときはマスクを着用するべきだと考えられる。 ただし、次の場合には、マスクを着用する必要は無い。

  • 十分な身体的距離が確保できる場合は、マスクの着用は必要無い。
  • 体育の授業においては、マスクの着用は必要無い。
  • 気温・湿度や暑さ指数(WBGT)が高い日には、熱中症などの健康被 害が発生するおそれがあるため、マスクを外す。
    *暑さ指数 (WBGT)は環境省のウェブサイトで提供

※夏期の気温・湿度や暑さ指数(WBGT)が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがある。マスクを外す場合には、できるだけ人との十分な距離を保つ、近距離での会話を控えるようにするなどの配慮をすることが望ましいが、熱中症も命に関わる危険があることを踏まえ、熱中症への対応を優先させる。

※マスクの取り外しについては、活動の態様や児童生徒等の様子なども踏まえ、現場で臨機応変に対応することが重要。

※児童生徒等本人が暑さで息苦しいと感じた時などには、マスクを外 したり、一時的に片耳だけかけて呼吸したりするなど、自身の判断 でも適切に対応できるように指導する。

※登下校中の対応について。小学生など、 自分でマスクを外してよいかどうか判断が難しい年齢の子どもへは、気温・湿度や暑さ指数(WBGT)が高い日に屋外でマスクを外すよう、積極的に声をかけるなどの指導を行う。その際、人と十分な距離を 確保し、会話を控えることについても指導する。

「念のために」と、どんどんと過剰な対策を講じれば現場は疲弊し、本来なすべきことができなくなってしまいます。そしてマスク着用にしても、身体的距離も換気の状況も関係ない、いかなる場合も着用すべきなどということをやって熱中症に罹っては本末転倒。コロナを正しく恐れる、過剰に恐れない。科学的な知見に基づく冷静な行動が求められます。

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