工事現場の荷物をごみと間違えてごみ収集車へ。区が損害賠償9.8万円を支払う。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
今日のブログは5/23(金)の「環境・清掃・リサイクル対策等特別委員会」での質疑より。
ごみ収集の際、工事現場で作業をされていた方の荷物(ビニール袋に入っていた鞄)をごみと間違えて収集してしまい、清掃工場に搬入、そのまま滅失してしまう、という事件が起きました。
以下、委員会資料より。
これまでも似たような事故が起きており、例えば平成30年(2018年)11月12日の区民生活常任委員会で報告されていますが、工事現場で交通誘導員を務めていた方の荷物が入ったビニール袋を誤って収集、区が94,864円を損害賠償として支払ったという事件がありました。
今回、区が滅失した荷物には、財布やスマートホン、イヤホン、衣類などが入っていたという申し立てがあり、区が98,277円の損害賠償金を支払っています。
とにかくごみ集積所、ごみ収集場所以外の荷物を誤って、収集車に載せないよう、作業員には集中して仕事に取り組んでもらわなければなりません。そして1人でやっている仕事ではありませんから、同じチームで動いている作業員が、お互いミスの無いよう、互いの仕事に目配りをすることも必要でしょう。
ところが、今回の事件の話を聞いていくと、ご積載をした作業員は「経験の浅い職員と一緒に作業をしていたので意識が散漫になっていた」旨の話をしているそうです。
「経験の浅い職員がミスをした」というならまだ理解はできますが、「経験の浅い職員と一緒だったから自分がミスをしてしまった」は全く言い訳にはなりません。
この事件の事例を清掃部門全体で共有し、職場内で注意喚起をし、二度とこうした事件が起きないよう、区には取り組んでもらわなければなりません。
◾️関連質疑を抜き出しました。動画でご覧ください。
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