学校の水道はフレッシュな水に。コストも削減。災害対策はペットボトルの備蓄で代替。区は必要ないものは作らない。これを徹底してもらいたい。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日のブログも昨日の予算特別委員会より。
昨日桃野が取り上げたテーマは以下の2つで、昨日のブログでは「1)世田谷区のハラスメントへの対応について」をご報告しました。
本日のブログは「2)公共施設における貯水槽の設置見直しを。そして美味しい水&維持管理コストの削減」について。
公共施設の貯水槽を無くし(水道管直結式にして)、フレッシュな水の供給、施設維持管理コストの削減に繋げていこうという提案です。既に2年半ほど前から区に提言してきました。
こちらは過去ブログ。
その後、区は一部の区施設においてですが、桃野の提言通り、貯水槽を無くし、水道直結化を進めています。具体的には令和元年度に区営住宅2カ所、地区会館を1カ所、令和3年度に区営住宅1カ所、高齢者施設で1カ所を改修し、合計5カ所の水道直結化工事が完了。
答弁には出てきませんが、桃野が調べたところ、こちらの5カ所で年間の費用削減効果は約50万円。このランニングコスト削減に加えて、貯水槽を設置しないことによる初期コストも削減されます。こちらは、1施設あたり数百万円の効果額。
まだ効果額は大きいとは言えませんが、区民の貴重な税金ですから、少しでも無駄な費用が減り、真に必要なところへお金が回るというのは大事なことです。これからも不要な貯水槽はどんどん無くしていけば「チリも積もって」大きな費用削減効果になります。
次は区立小中学校の貯水槽。これは改修・改築の機会を捉えて水道直結化を進めてほしい。
区側からは災害対策の上で貯水槽が必要、という旨の答弁がありましたが、学校の貯水槽は満タンであっても10t程度しか水は入っていません。10t=1000ℓ。つまり2リットルのペットボトル12本入りの段ボールであれば42箱程度、購入すると5万円程度で賄える量です。
学校の水道からフレッシュな水が出るように、しかもコストは削減される。災害対策はペットボトルの備蓄で代替しても十分お釣りが来ます。
区は「習い性」に基づいて学校を含む公共施設に貯水槽を設置するのではなく、必要でないものは作らない。これを徹底してもらいたい。桃野は提言を続けます。
質疑の様子は以下の動画でご確認ください。
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