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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2023-08-12

災害等で停電した際の熱中症予防について。各地で「命に関わる危険な暑さ」が続いています。停電でエアコンや扇風機が使えない場合の対策を。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

台風7号が小笠原諸島を通過し、日本列島に近づいています。小笠原諸島では、道路冠水などの被害が出た模様。一方で、けがなど人の被害は、これまでのところ確認されていないようです。この先も大きな被害が出ませんように。

台風の際、忘れてならないのが停電の備えです。以下、東京電力ホールディングスのサイトから引用。

風雨・台風の影響

1) 台風等の強風で飛ばされたトタン等で電線が損傷したり、大雨の影響で発生した土砂崩れによって電柱が倒れ、電線が損傷したりすると、停電が発生します。

2) 海に近い地域では、塩分を含んだ強い潮風が設備に吹きつけます。送電線と鉄塔は、電気が鉄塔に流れないよう、電気を通しにくい「碍子(がいし)」という器具で接続されています。この碍子の表面に潮風に含まれる塩分が多く付着すると、碍子の表面を伝って鉄塔に電気が流れてしまい、停電が発生します。

もうどうしようもなく暑い日が続いていますから、停電時に熱中症になどならないように。この季節、エアコンや扇風機が使えないとなると、厳しい時間を過ごさねばなりません。

上のニュースで報じられているのは、先の台風6号で実際に停電を経験した方のお話。

・夜間も30℃近い中で自宅が停電してエアコンが止まり「とても眠れるような状況ではなかった」。

・凍ったペットボトルを、もうちょっとたくさん準備しておけばよかった。

・ペットボトルを凍らせるときに、水を目いっぱい入れてしまうと破裂してしまうおそれがあるので、少し水を減らした状態で凍らせるのがポイント。首や脇の下などを冷やすのに使え、溶けたあとは飲み水にもなるたいへん便利なアイテム。早めにたくさん用意できるとよい。

・暴風雨の中、停電して『暑くてたまらん』とクーラーのある避難所に来た方がいた。それは、やめていただきたい。暴風雨の中を歩くのは危険。(筆者注:早めの避難を心がけましょう)

その他、環境省のサイトを見ると「濡れたタオルを肌に当ててうちわであおぐ」「水シャワーを浴びる」などの対策が体を冷やすのに効果的とされていました。マンションなどの高層住宅では停電時に断水することもありますから、そうした住宅にお住まいの方は、浴槽に水を溜めておくなどの対策も必要ではないかと思います。

 

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