「浮いて待て」は波のある場所では困難、着衣でも長時間体力を使わず浮いていられるのは「イカ泳ぎ」との報道。助かるための知識、覚えておきましょう。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
水難事故から身を守るために「浮いて待て」が効果的だと、これまでブログ等でご紹介してきました。
子ども達が水辺で遊ぶ際はライフジャケットやフローティングベストを着用させた上で、大人が近くで目配りを。そして絶対に覚えておく「浮いて待て」。
「浮いて待て」は、海上保安庁も水難事故に遭遇した際の自己救命策として「教育委員会等の関係機関と連携し広めていく」としています。
上記ブログでも示していますが、もちろんライフジャケット、フローティングベストの着用が大切。桃野は、その上で「浮いて待て」を覚えておくべきとの趣旨で発信してきました。
ところが、「浮いて待て」は、波のあるところでライフジャケット等の着用なしでは、実施が困難との実験結果が公表されました。
「浮いて待て」ができても、波のある海では・・・。泳ぎのうまい大学生3人が参加した実証実験の結果を、写真で紹介します。
波ある海で「浮いて待て」ではムリ…有効なのはライフジャケット 日本水難救済会などが実証実験https://t.co/au3KimKGUS
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) August 13, 2023
そして、浮いて待てよりもイカ泳ぎの方が効果的との記事も。
沖に流されたら「イカ泳ぎ」、公開5日で実演動画の閲覧750万回超え https://t.co/Gwl0OjSI5X #ニュース #水難事故対策
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) August 12, 2023
こちらは、公益社団法人日本水難救済会の投稿。動画でイカ泳ぎの様子がアップされています。
当会が推薦する「イカ泳ぎ」は、着衣(ポロシャツ、Gパン)でも、このとおり、体力を使わずに長い時間浮力を保つことができます!これからは、「イカ泳ぎ」で浮いて救助を待ちましょう。 pic.twitter.com/rcxklO1RHV
— 公益社団法人日本水難救済会【公式】 (@Qsuke_MRJ) August 7, 2023
水辺でのレジャーでは、ライフジャケット等の着用を。その上で、浮いて待て(波のない場所)や、イカ泳ぎが救命につながることを覚えておきましょう。イカ泳ぎは練習が必要かも。
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