toggle
世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2022-02-25

本日、新型コロナ抗原検査キット「駅前等で誰彼なしに無料配布」(4億円)を含む補正予算の議案審査。反対したのは桃野のみで可決。無念。

LINEで送る
Pocket

 

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日は企画総務委員会。先の本会議で付託された議案審査が行われました。

区長が、区立公園や区内駅前で抗原検査キットの配布を行なった事業の予算(4億円)を含む「令和3年世田谷区一般会計補正予算(第8次)」の議案審査も行われました。

桃野は以前から「駅前等で誰彼なしに抗原検査キットを無料配布する」区長の施策には反対の声をあげておりましたので、本日の議案審査でも当然、反対。

しかし残念ながら、本日の委員会でこの議案に反対したのは桃野だけで、賛成多数で可決の結果となりました。

残るは本会議場での採決ですが、さてどうなるか。これから他にも本議案に反対する議員が出てくるのか。

以下「抗原検査キット、24万キットを配布、予算4億円」の保坂区長の施策について、桃野が本日、企画総務委員会で述べた反対意見の内容を記します。

議案第6号、令和3年世田谷区一般会計補正予算(第8次)に反対の立場で意見を申し上げます。

今回の「新型コロナ抗原検査キット無料配布」という施策には全く賛成できません。新型コロナ感染症の流行拡大第6波と言われる最中、本年1月21日から検査キットは区立公園や区内の駅前などで4万キット配布されました。

先ず、感染拡大の中、その数が不足していると言われている中で、体調不良を感じる方や感染者の濃厚接触者などが利用すべき貴重な検査キットを、無症状の不特定多数の方に配布するというのは甚だ不適切です。

そして、これまでの検査キット配布の仕方も問題です。区は配布対象を一応、区民もしくは区内在住在勤としていましたが、その確認をすることもなく、当初は一人5個を上限に無料で配布しました。

私は配布場所を視察しに行きましたが、早朝から大勢の人が集まって行列をなし、密状態を作り出していました。冬の屋外で早い者勝ちで配布では、コロナに罹患した際に重症化リスクが高いと言われている高齢者や基礎疾患のある方には受け取りが困難でしょう。

しかも告知していた配布開始時刻前に整理券がなくなり、受け取れなかった方の中には、区職員に厳しい口調で詰め寄る方も少なくはありませんでした。

私は視察現場で、所管部の次長に「検査キットの無差別配布はやめて医療機関に渡すべきだ」と伝えました。その後、国の通知もあり予定は変更され5万キットは医療機関へ、区内薬局での無料配布は延期の後、9万キットと数が減らされましたが、残り6万キットの行き先は未だ示されていません。こうしたことからも区の配布方法が不適切だったことは明らかです。

区の配布した検査キットがネットオークションで一万二千円で売りに出されるということも起こりました。

そして、今、この配布にかかる予算を審議しているわけですが、前述のように、議会の意志とは関係なく既に事業は進められてきました。

1月31日の企画総務委員会で私は「議決前に事業が進んでいるがこれは適切なのか」と区の認識を問うたところ、「急を要する場合はこれまでも事例がある」旨の答弁でした。しかし、今回の事業は、本当に議決を経ずに行うほど急を要するものだったのでしょうか。

区長がいち早くやりたかった。それだけのことではないのでしょうか。

昨年末の子育て世帯への臨時特別給付金に関する補正予算は、委員会での補正予算説明から議決まで週末を挟んで3日間でした。今回の検査キットの配布についても同様のことはできたのではないでしょうか。

もし本当に議決を経るいとまがない、という判断であれば、専決処分(※)で事業を実施することもできたわけです。しかし、それもせず事業は行われました。これでは、議決を経ずして補正予算が執行されてしまったようなものです。

保坂展人区政における議会軽視については、これまで我々からも他会派からも何度も厳しく指摘していますが、今回の件は議会軽視どころか議会制民主主義を蔑ろにする暴挙だと考えます。

これら様々な理由で議案第6号には反対をいたします。

※専決処分(せんけつしょぶん)は、本来、議会の議決・決定を経なければならない事柄について、地方公共団体の長が地方自治法(昭和22年法律第67号)の規定に基づいて、議会の議決・決定の前に自ら処理することをいう。以上wikipediaより。

LINEで送る
Pocket

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。