新型コロナワクチンの集団接種会場を視察。現場の皆さんから様々ご意見を頂き、より「安全・安心・迅速」なワクチン接種へと改善を進めます。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
先日、世田谷区の新型コロナワクチン集団接種会場を視察してまいりました。もちろん、接種を受ける区民の方々や接種事業に携わるスタッフの皆さんのお邪魔にならないように。
接種が終わる時間を見計らって現場に入り、現場で医師、委託事業者の方、区職員の皆さんからお話を聞きつつ、現場も拝見。
これまで大きなトラブルは無いとの事でしたが、やはり区民の皆さんから、ご質問やご意見などなど、様々な声を頂いているようです。不安を訴えるお声もあるようですので、区は安全だけでなく安心して区民の皆さんがワクチンを接種して頂けるよう知恵を絞らなくてはなりません。
桃野は、実際に現場に入っていらっしゃる医師4名の方とお話をすることができました。こうしたワクチンの大規模接種は世田谷区としても未だかつてない事業であり経験値が不足していることは否めません。医療のプロの皆さんから、足らざるところ、改善が必要な点、もっと良い接種事業にするためにこうした方が良いと言うご意見などなどを頂きました。
桃野は、こうした貴重なご意見をしっかりまとめて、区に届けて参ります。もちろん目指すところは安全・安心・迅速なワクチン接種ですから、その点においては桃野の思いも区の思いも同じのはず。その目指すところに向かって前向きな提案をし続けていかなければ。
さて、そんな中で具体例を一つ。早速この点のついても区の所管課長に意見を伝えていますが、改めてブログでも発信。
新型コロナワクチンを接種すると、その後に「アナフィラキシー」や「血管迷走神経反射」が現れる可能性があります。もちろん大半の方にはそうしたことは起こりませんし、起きた場合には接種会場の医師が適切に対応をしてくれます。
以下は厚労省の作成しているチラシで、接種会場にも置いてあります。ご覧下さい。
稀にであってもこうしたことが起きる可能性があることについては、理解をし、しっかりと対応の準備をしておかなければなりません。よってワクチンを接種した方には、15分ないしは30分(医師が15分か30分か判断)の間、看護師による経過観察を受けるべく、会場に並べた椅子に座って時間を費やしてもらうことになります。
ところがこの部屋、大きな時計が目立つだけで、その待ち時間を持て余しそうなつくりでした。そこで思ったのはただ単にそこに15分、30分座っていてもらうよりも、その時間を有効に使う方法があるのでは無いかということ。
その部屋で15分で一周するパワーポイントや動画を流したらいいのでは。
これを一周見たら帰っていいのだなという目安にもなるし。
パワーポイントや動画の中身は、ワクチン接種後に気をつけなければいけないこと(運動を控える、お風呂はOK、帰宅後に不調を感じた際の連絡先、対応方法など)。
接種会場から出る前の最後の15分、30分を有効活用。ワクチンを接種した方にお伝えすべき情報を丁寧にお伝えする場にできればいい。こうしたことはやはり接種会場を実際に見てわかることでもあります。
■医薬品の管理についてもしっかりと。その方法についても医師の方等からご意見を頂き、改善を進めています。
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