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2020-12-17

世田谷区長のいう「社会的検査」、今度は8千万円の予算を追加投入して拡大へ。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日、14時からの世田谷区長の記者会見でも発表したよう。まさにその時間、正確にいうと区長記者会見の開始時間よりも少し遅くですが、世田谷区議会の福祉保健委員会でも議会へ報告されました。

「社会的インフラを継続的に維持するためのPCR検査(社会的検査)における今後の対応等について」

世田谷区長が「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」と突如言い始め、そんなことは当然できるはずもなく、それが大きく形を変えて区長が推し進めている「社会的検査」なるもの。今般、区長はこれを拡大するというのです。

先ず、世田谷区長の言う「社会的検査」とはなんぞやと言うことを振り返ると。以下参照ブログ。

区長の「誰でも〜PCR」が激変した「社会的検査」は10日間で268人検査し陽性者2人

区内の高齢者施設の従事者等を数ヶ月かけ、ぐるっと一周、押し並べて検査するという施策。皆様の貴重な税金4億円を投入して実際されています。新型コロナウイルス感染症が流行している地域を指定し、そこで繰り返し定期的に検査をするというならまだしも、「数ヶ月かけてぐるっと世田谷区内を一巡」に何の意味があるのか。桃野はこれまでこれに反対をし、対案も提案してきました(上記ブログ参照)。

この社会的検査なるものですが、当初、1月末までで23000件の検査を行うとしていましたが、12月14日までに実施された検査は2,686件にとどまります(検査陽性者の濃厚接触者等、従来も検査対象だった方を含む「随時検査」を除いたもの。区長が(定期的とは言えないにも関わらず)定期検査と呼んでいる検査の数)。

ちなみに、この社会的検査の受検を希望する意向を示した区内施設は455箇所。区内施設1,500箇所の3割のみです。

・区内施設/受検希望施設=1,500/455(約23,000人/7,912人)

もし区長のいうように、検査を通じて無症状の感染者を見つけ、集団から隔離するという施策が対策として有効であるのなら、なるべく短い期間に頻繁に検査をすること、対象者全員に検査を義務付けることが必要なはずですが、実情は全くそうなっていません。

今回の区の報告では、これまで「10月〜1月にかけてぐるっと区内一周」だったものを「2ヶ月に一回」に変更するとしましたが、それでも2ヶ月に一回の検査。こんなことに多額の税金を投入する意味があるのでしょうか。そして、今回さらに「社会的検査」を拡大するというのが世田谷区長の施策となります。

・対象は約15,400人。

・介護事業所のうち、訪問・通所事業所等で働く職員、約12,900人

・障がい者施設のうち、訪問・通所事業所等で働く職員、約2.500人

・唾液の自己採取による検査

・複数の検体を同時に検査するプール方式

・延べ7.000件

・令和3年1月中旬から3月31日まで

・概算経費は約8千万円

世田谷区長、多額の税金を次々と投入して、いつまでこんなことを繰り返すつもりなのでしょうか。検査は治療ではありません。その瞬間の陽性/陰性をはかるのみです。無症状の人、希望者のみ、それも2ヶ月に一回、これを貴重な税金を費やして検査をするなんて。億単位の税金投入。他にもっとやるべきことがあるでしょう。こんなことをやるよりも、各施設に感染拡大防止策のための費用を区が負担する方がよっぽど有効なお金の使い方です。

引き続き、区長には、パフォーマンスはもうやめてほしい、医学的根拠に基づいた地に足のついた施策を実行すべきと粘り強く求めていきます。

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